【LGBT:あずちゃんの事その2】
私は「でも本当に彼女に彼氏がいたとして・・・彼女があずちゃんの
ことも好きだったとしても、今までの半分くらいの愛情になっちゃうかも
知れないわよ・・・それでも良いの?」と聞きました。
あずちゃんは「それでも良いです。例え今の10分の1になっても好きでいて
くれるなら嬉しいです。それでも私と会っているときは私のことだけを
考えて欲しいです・・・それに・・・もし・・・身体だけの関係になっても
その時だけいっぱい愛してくれるならそれで良いんです」と言いました。
(・・・あ~・・・言っちゃった・・・興味はあったけど、触れないように
してたのに・・・)と思いましたが、そこまではっきり言うなら私も話やすい。
私は「そうなんだ・・・あずちゃんがそれでも良いと思ってるならもう
どうすれば良いか答えは出てるじゃない・・・ともかく彼女に本当に
彼氏がいるのか聞く事、もしかしたら忙しいだけで彼女の愛情は
100%あずちゃんに注がれているかも知れないじゃない?
それにもし彼氏がいたとしても、あずちゃんの気持ちを素直に話して
彼女がどうするかは彼女次第だけど、ともかく彼女と話をしなきゃね」と
言いました。
するとあずちゃんは「やっぱり悪い事ばっかり考えて・・・なかなか話をする
勇気がないんです」と言いました。その気持ちはよくわかります。
私も彼と付き合う前はそうだったし、自分の事を棚に上げて言うのも
どうかと思いますが「でもこのまま曖昧な状態で時間だけが過ぎるのは
もったいないし、あずちゃんの心が不安な気持ちでどんどんつぶれて
いっちゃいそうで・・・どんな方向に話が進むかわからないけど、早く
はっきりさせた方が良いと私は思うわよ」と言いました。
あずちゃんは「そうですね・・・なるべく早いうちに彼女とゆっくり話し合って
みます。どんな結果になってもそれを受け入れるつもりで話します」と
言ってくれました。さらに「でもさゆり先輩に相談して良かったです」と
言いました。私は「あまり役には立ててないと思うけど・・・私で良かったの
かな~?」と聞くと「こんな話をしたら驚かれたり退かれたり・・・逆に
興味本位でいろいろ聞かれたりすると思うんです。でもさゆり先輩は
そんな感じもなくてしっかり聞いてくれて嬉しかったです」と言ってくれました。
私は「でもどうして私に相談しようと思ったの?」と聞くと「今までもいろいろ
相談させてもらって、さゆり先輩なら信用出来ると思ったし、仕事の時も
いろいろはっきり言ってくれる人だから・・・さゆり先輩しかないと思って」と
言われました。
そう思ってくれるのは嬉しいけど・・・正直(ちょっとディープ過ぎるわ)と
思いました。私は彼女に「正直、私だって驚いたし、興味本位の部分も
あったわよ。でもあずちゃんが真剣に相談しているのに、おかしな対応は
出来ないじゃない」と言うと「そうなんですね。やっぱり驚きますよね」と
言うので「私は同性愛を否定はしないわよ。個人の自由だと思っている
から・・・でもやっぱり驚いた」と笑って言いました。
あずちゃんが「さゆり先輩は女性とお付き合いしたことはないんですか?」と
聞かれました。私も少し顔が赤くなっていたと思いますが「私はないわよ・・・
でももし私が女性を好きになったらその人と付き合いたいと思うし・・・
その人も私の事が好きだって言ってくれたら嬉しいと思うよ。
そしてそれ以上の関係も求めるかも知れないわね」と言いました。
すると今度は「さゆり先輩って女性の身体やエッチに興味はありますか?
・・・あ・・・その・・・誘っているわけじゃないですよ・・・」と真っ赤な顔を
して聞くのでこっちもなんだか恥ずかしくなりましたが「それはわかって
いるわよ。あずちゃんは彼女一筋だと思うから・・・でもそうね~・・・
まったく興味がないと言ったら嘘になるかな・・・綺麗な女性を見たら私も
ドキドキするもの。でもエッチとなったらやっぱり好きじゃないと出来ない
からね・・・それが女性でも男性でも・・・今は彼氏がいるからそれで
十分間に合ってるし(笑)」と言いました。
そんな話をするうちに増々ディープでエッチな話になりました。
※元投稿はこちら >>