【彼との事その5-2】
「その2~ホテルへの道中~」
彼が車を発進させるとしばらく2人とも黙ったままでした。
何か話さなきゃって思って「どこのホテルか決めてるの?」と聞くと
「うん・・・俺・・・さーちゃんとエッチしたいって思ってたからネットで
いろいろ調べたんだ。さーちゃんと初めてのエッチだからどんなホテルが
良いかなっていろいろ考えながら調べて・・・なんかスケベでごめん」と
言いました。
私は「そんなことないよ・・・いろいろ考えて決めてくれたんだ・・・
こんな時に男の人にオドオドされたら女の人の方が不安になるからね。
だからみーくんがそんな風に考えてくれたのは嬉しいよ」と言いました。
彼は「ありがとう・・・そんなこと考えてたんだって叱られるかと思った」と
言うので「どうして?だって私はみーくんの彼女なんだから・・・
みーくんが私とエッチしたいって思うのは普通の事だし・・・それに
みーくんは少しくらい強引にならなきゃダメだよ」って・・・ちょっとした
日頃の不満みたいなものもあってそんな風に言いました。
すると彼が「うん・・・俺ももっとしっかりさーちゃんをリード出来るくらいに
ならなきゃね」と言ってくれました。私が思っていることを理解してくれて
いるんだろうと感じました。
ところが・・・彼が「俺・・・恋愛経験も少ないし、女性経験も多いわけでも
ないから・・・エッチも下手だと思うし・・・ちょっと早いかも・・・」と言いました。
彼が自分の事を正直に言ってくれるのは嬉しいけど・・・
私は「またそんなことを言う・・・私はみーくんが下手でも上手でも
気にしないよ。私だって恋愛経験が多いわけでもないから・・・
私は好きな人とエッチ出来て、その人が気持ち良くなってくれれば
良いって思ってるから・・・」と言いました。
すると彼は「でも俺はさーちゃんをいっぱい気持ち良くさせたいよ。
だから・・・下手かも知れないけど・・・出来る限りがんばるから」と
言ってくれました。私は「うん・・・みーくんが私を気持ち良くしようと
がんばってくれたら私だって絶対気持ち良くなれると思うから」と言いました。
もちろん私だって彼とのエッチで何度も絶頂を迎えるほど気持ち良く
なりたいです。でもそれだけではないんです・・・彼とエッチする・・・
それだけで嬉しいし、気持ち良くなれると思いました。
以前だったらそこまで考える余裕はなかったと思います。
好きな人との初エッチです・・・緊張するばかりで彼が何を言おうと
うなづくくらいしか出来なかったと思います。
父からいろいろ教わったことで少し余裕が持てているのかなって思いました。
やがて彼が目指すラブホに着きました。
車をバックで駐車スペースに停める時の後ろを見る仕草が
いつも以上にドキドキしました。
車を降りて手をつないでフロントらしきエリアに行きました。
部屋を選ぶボードを見ながら彼が「あ・・・思ってた部屋・・・使用中だ」と
言いました。(何号室ってところまで決めていたんだ・・・)と思い
「どの部屋にするつもりだったの?」と聞くと「ここだったんだけど・・・
仕方ないから違う部屋にしよう」と言いました。
ボードには部屋の内装なんかが判るように写真があって私は「でも
他の部屋も綺麗な感じだね」と言うと「どこか良さそうな部屋ある?」と
聞いてきました。私は「みーくんが決めて・・・」と言うと「それじゃ・・・ここ」と
その部屋のボタンを押しました。なかなかの即決・・・良く出来ました(笑)
それからエレベーターでその部屋のある階まで行きました。
部屋のドアの上にある部屋番号を書いた照明がチカチカしていて
私が「何だかおいでおいでしてるみたいだね」と言うと彼が「何か・・・
急かされてるみたいだね」と笑っていました。
部屋に入ると荷物を置いて2人で部屋の中を見て回りました。
内装も素敵だし、ベッドもお風呂も広くて良い感じでした。
私が「お風呂・・・広いね~・・・」と言うと彼が「これくらい広いと
一緒に入れるね」と言いました。もちろん私は一緒に入るつもりでしたが
彼なりの一緒に入りたいってアピールなんだろうなって思いました。
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