主人は朝早くからゴルフに行ってしまいました。
時間が空いたので昨日のことを報告します。
昨日、11時に駅で修君と待ち合わせをして、秀君がバイクで迎えに来てくれました。
朝からスカートのしようか、パンツにしようか迷っていた私、駅で待ち合わせなのでまさかバイクと思わなくてスカートで行ってしまったのです。
「ごめん、俺バイクって言わなかったよな。」と、秀君は謝っていました。
「いいよ、これくらい。」と、私はヘルメットを受け取りバイクに跨って彼の腰にしがみつきました。
20分ほどでしゃれたイタリアンのお店に到着。
彼の自慢するピザを注文して食べたのですが、おいしくてこれがこの時代の子に人気があるんだと発見しました。
話をしている中で、「私にも秀君より少し歳下の息子がいるのよ。」と言うと驚いていました。
「あなたと同じようにアパートで一人暮らししているの。」と言いながら、息子のことを思い出してしまいました。
世間話をし、修君のことを話しているうちに修君がどんな生活しているか見てみたくなって「アパートを見せて。」と言ったのです。
そのときは息子のことを思い出し何気なく言ったのですが、秀君はそうとってくれなかった様です。
再びバイクに乗りアパートの着くと中に入れてくれました。
「意外ときれいに整理しているんだ。」
1Kの部屋は窓の下のベッドがあり、男としてはきれいなほうだと思いました。
「ここの座って。」と指示されたベッドの端に腰を下ろすと、秀君が突然私をベッドの押し倒してきたんです。
「いや、やめて。やめて秀君」私は抵抗し、秀君の頬を叩いてしまいました。
「ごめん、私がいけなかったのね。息子がどんな暮らしをしているか、あなたの部屋を見てみたくなって、、」
秀君のなんとも申し訳ない顔が、私の心を痛めました。
「今日のところはこれで我慢して頂戴。」
と、いきなり秀君の口に口を合わせ、急いで部屋を出て帰ってきてしまいました。秀君は悪くない、私がいけなかったのです。
今日も喫茶店は休みで、明日修君と顔を合わすことになります。
どんな顔をしていけばいいのでしょうか。
せっかく見つかったパート、辞めたくはありません。
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