PM9時 京都東インターで降りる こんな時間、まして連休の始まりで宿を探すのをすでに諦めてはいるしオレは以前から気になり行きたい店があるのも理由だった、 あった!天下一品ラーメン 20年前に仙台で一月の間、毎日の様に食べていたラーメンの本店だ。味が変わったとか何回か聞いてはいるが本店なら懐かしい味のままかも?少ない期待を何年も持ち続けてきた、 店の前を一度通過して駐車場を探そうと考えていると ? 入り口に看板? あれ? 臨時休業の文字が通過する車中からも読み取れた ・・・ 娘から・・残念だったね・・ 優しい慰めの言葉がオレをさらに落ち込ませた オレの目的もなくなってしまったが繁華街へと車を走らせる ビジネスホテルでもへいいからとオレは京都駅の周りを走らせる 娘に明日はドコ見たいと聞いてみると ん~特に無い オレは呆れるが じゃあ、お父さんの見たい場所でぃいのかな? 娘はОК ぃい返事だ ならば、とオレは四条の方へと移動し泊まれそうな場所を探すがヤハリ無い、 探してる間に七条の辺りへときてしまっている、車を反転また四条の方へと、そして市役所の周辺を走らせているとオレの目にラブホの看板が・・ 時間は10時を過ぎていた オレは娘に寝れればぃいよな、ココに泊まろうか? 娘はどんなホテルか知らないのか ウン!! 極端に狭い駐車場に車を入れる、そしてフロントに 写真パネルが何枚かある、娘に部屋を選びな と言うと娘は何も言わないでモジモジしている 娘はどんなホテルか気付いた様である オレはパネルから部屋を選び ココでぃいか?と聞くと娘はパネルを見もしないで ウン と返事をするだけ その姿が妙に可愛い パネルを押し初めてのホテルでオレは迷っているとフロントの女性が コチラへ と声をかけてくれる、 荷物を持ちフロントへ行くと休憩か泊まりかと京都訛りの言葉で話してくれる、オレは観光で親子なんだが宿の予約ミスで泊まる場所を失い急遽このホテルで泊まりでお世話になりたい、夜間も観光でもないが繁華街に出歩きたいから出入りできますか? と聞いてみると 難儀な事ですね、内線で私に言ってくれたら自由に出入りして下さいと快諾をしてくれた。 そして臨時休業だったラーメン屋の話や仙台店の地元ネタの世間話で軽く盛り上がらせからチェックインをした 部屋は繁華街のラブホらしくシンプルなイメージで意外なのがコミックBOX、大量の漫画が綺麗に並んでいる 宿にあぶれたビジネスマンの為だろうか? 娘の好きなヒカルの碁、デスノート、NANAまである、 そんな事を娘に話てみるが娘は不機嫌になっている オレはどうした?と聞いてみると 娘は お父さんは若い女の人とすぐに仲良しになるんだね!! さっきのフロントの女性との会話の事か? 前の仲居さんもそうだし今日も!お父さんはナンパだよね!! オレは焦り笑い誤魔化そうとし、 話をホテルの設備に向けようと お風呂場を覗く、ラブホのわりに狭いが我が家よりはヤハリ広い、娘に観てごらん広いよ~ 娘は渋々と着いてきて風呂場を見ると笑顔になり 早く一緒に入ろうと急かしてきた
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