約7年前、仕事の関係で現在の住所に越してきたことをきっかけ
に、再び銭湯を利用する機会が増えました。
今でも週に2回は、妻と市内の銭湯を利用しています。
番台がある昔ながらの銭湯で、年輩のオヤジさんが座っています。
私より10歳年下で番台の経験がなかった妻は、初めて利用したとき
店から出て来るなり「イヤだったー!」と顔を顰めました。
だが、数日後には「お爺さんだから、見られても別にいいよ」とあ
っけらかんとしたもので、それ以降も特に気にしている様子はあり
ません。
私たちが利用する夕方の時間帯には、決まってオヤジさんが番台に
座っています。
オヤジさんの前でも、妻は胸や下腹部を隠したりはしないというの
で、月に平均8回として7年間で何と700回近くも、妻はオヤジさん
の目にあられもない全裸の姿を晒してきたことになります。
オヤジさんは妻のカラダを、その仔細まで知悉していることでしょ
う。
数年前には、帰りの車の中で妻が「(番台の)お爺さんたら、洗い
場で(私を)ジッと見るんだよ!」と言いました。
浴槽の温度調節のためにオヤジさんが女湯の洗い場にも入って来る
ことは、妻から聞いていましたが、女湯の利用客は大半が高齢者な
ので、50歳前後とはいえ美形で胸の大きい妻は、女の裸を見慣れた
オヤジさんにとっても「掃き溜めに鶴」らしいのです。
「オヤジさんが元気なのは、お前のお陰だよ!」と切り返すと、
「毎日、女の裸を見ることが元気の源なのね!」と言って笑ってい
ましたが…
最近でも、風呂上りに「ドライヤー代をお借りしたのよ」という妻
の声がするので、オヤジさんに代金を払おうとしたところ、番台の
すぐ横に全裸で立っている妻の姿が見えて(番台越しに男湯からも
丸見え!)、私もあっけに取られた次第です(笑)。
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