今回、年末年始は、初めて実家以外で過ごす事になった。
病気の叔父は、年明けにならないと入院できないらしく、心細いと言うので、付き添う事にした。
大きな屋敷の客間に寝かされ、客用の羽根布団に寝かされるのは、何だか落ち着かない。
「りんちゃん(私)、起きてる?」
「うん、お姉ちゃん(叔母)は眠れないの?」
「うん、あの人(叔父)のイビキがうるさくて」(笑)
「それで、よく20年も夫婦やってきたよね?」(笑)
「若い頃は、イビキも子守唄みたいに聞こえたんだよ」(笑)
「ウチもそうなのかな?」
「義兄さんは、イビキをかかないけど、姉さんは昔から凄かったよ」(笑)
「だね」(笑)
と、他愛もない会話を続けた。
「ところで、りんちゃんって処女?」
「え?まさか!私もうすぐ30になるんだよ!」
「そうだよね(笑)、変な事を聞いてゴメンね」(笑)
「いや、良いけど」
弟との関係は話せなかった。
「アナタ達姉弟って、いつまでも仲が良いから、ブラコンで彼氏とかいないのかと思ってた」(笑)
「まさか(笑)」
半分図星を突かれて動揺した。
「ねえ、今夜一緒に寝ても良いかな?」
「別に良いけど、ここはお姉ちゃん家だし、」
と言ったら、私の布団に入ってきた。
(布団は別じゃないの?)
と思ったけど、大きな布団は、大人が二人で寝るには、十分な大きさだった。
母によく似た叔母の顔が近くにきた。
母とは違って、いつも笑顔の叔母には、目尻に小じわがあって、子供の頃から大好きだった。
「アナタ、お母さんに似てるわね」(笑)
「それ、コンプレックスなんですけど」(怒)
「そう?私は好きよ?」(笑)
多分「そういう意味」ではないと思うけど、ドキッとして嬉しかった。
「私もお姉ちゃんのこと好き」(笑)
横向きになった叔母の胸が、私の腕に触れた。
「お姉ちゃんのオッパイやわらかいね」(笑)
「あなたのは?」
と言って、叔母の手が私の胸を触った。
「たしかに、弾力もあって若い(笑)、動くと痛くない?」
「うん、昔ほど痛くはなくなったけど、激しい運動をすると痛いし重いよ?」(笑)
「ソレわかる(笑)私もそうだった」(笑)
「血筋かな?」
「血筋だろうね」
初日の夜は、オッパイ談義に花を咲かせた。
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