弟が帰宅した時は、姪もオネムの時間。
ちょっとグズっていたけど、パパが帰って来たら、凄く喜んで駆け寄っていた。
昔の自分を見ているみたいだった。
疲れて帰った弟に、サプライズの報告。
弟は男児と告げられて大喜びし、すぐに実家の父母に報告した。
「すごい。良かったね」
と、私も初耳みたいに装った。
みんなが興奮してお祭り騒ぎになったけど、さすがに遅い時間だったので、弟は娘に
「早く寝ないと、サンタのオジサンは来てくれないよ」
って言ったら、渋々寝る事になって、
「オバチャンが、一緒に寝てあげる」
って言ってみた。
ちょっと不満そうだったけど、作り笑顔で嬉しそうにしていた。
(こんなに小さくても気を遣うんだなぁ)
と思った(笑)
私の泊まる客間に小さな布団を敷いたけど、本人の希望で私の布団に入った姪。
義妹は娘の寝たのを見て、部屋を出て行こうとしたので、呼び止めた。
「今夜、するよね?」
「え?やだぁ、お義姉さんたらぁ」
と、照れていたので、
「私が子供をみてるから、好きなだけ愉しんでね」
と言ってあげた。
きっと私のあげたプレゼントも役に立つはず。
聖夜に弟夫婦の娘をお腹に抱いて、真っ暗な部屋で、義妹の悶え声を聞きながら、いつしか眠りについた。
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