初体験のお部屋は、意外と広くて、入り口の写真で見たよりもキレイで良かった。
前のカップルが使った痕跡もなく、大きなベッドに、真新しいシーツが敷かれていた。
(大丈夫、大丈夫、)
と自分に言い聞かせて、私は明るく振る舞った。
「すごい!色んな物がある」
「カラオケしない?」
「テレビでアダルト番組やってるよ」
と、テンションをあげようとしたら、弟が私を抱き寄せて、私にキスをした。
「卒業おめでとう」
と私が言うと、
「ありがとう、大学に入れたのも、お姉ちゃんのおかげだよ」
と言ってくれた。
私達は、時間をかけてきた分、しっかり互いの愛を紡いで来れた。
迷いは消えていた。
予習もしてきたし、エステにも通い、午前中には美容院にも行った。
(今日の私は完璧)
「私、どうかな?」
と言ったら、
「キレイだよ」
と答えてくれた。
ベッドに横たわり、掛布を剥いで、白いシーツの上で服を脱がして行った。
弟のたくましい手が、私の肌に触れると、そこが痺れた。
1枚1枚、脱いでいって最後の1枚になったのは、弟のトランクス。
私が脱がしたら、ビックリするほど大きなオチンチンが出てきて、
(こんなに大きいなんて、)
と思った。
「お姉ちゃんのも見せてよ」
と言うので、お互いに観察する事になった。
弟の指が直接アソコに触れると、キュンとなった。
「舐めて良い?」と聞いてきたから、私は黙ったまま、初めて弟のオチンチンに舌を這わせた。
「解ったよ」
と答えて、弟は私のアソコを舐め始めた。
お互いに初めての物を目の前にして、気持ちが高ぶっていた。
「美味しいよ、お姉ちゃんの、」
と言われ、私も味なんて分からないのに、
「アナタのも美味しい」
と答えながら、私は予習した通り、先端部分を口にくわえて、舌で全体を撫でてみた。
「凄い、凄いよ、お姉ちゃん、気持ち良いよ」
と言って貰えた。
私も凄く嬉しくて、夢中で舐めてた。
「ねぇ、記念写真撮ろうよ」
と言われ、ツーショットの写メを撮ったり、互いにオナニーしている姿を、スマホに記録した。
そして、初めての挿入は、お互いにスマホを片手に、決定的瞬間を動画で撮影する事になった。
「入れるよ?」
と言っても、なかなか入ってくる感覚はなく、
(弟のが大きすぎて入らないのかも?)
と思ってたら、またアソコがキュンとなって、そのまま進入するような感覚が来た。
「初体験は痛い」って先入観があったけど、意外と最初は楽だった。
「お姉ちゃん、痛くない?」
と言われ、
「大丈夫よ。お姉ちゃんのは、どんな感じ?」
「何だか暖かくて気持ち良いよ」
と言われて嬉しかった。
(あれ?ゴムをつけ忘れてる?)
と気づいたのは、弟が腰を振ってきた後だった。
(どうしよう。早く言わなきゃ)
(でも、気持ち良い)
と心の中で葛藤しながらも、私の口からは、はしたない喘ぎ声ばかりが漏れていた。
「あぁん。あぁん」
内臓を押し込まれているような重い違和感が、クセになりそうな快感になって、高まる気持ちが、私を狂わせた。
頭の中から、不安や悩みも消えて行く。
(もう、ダメ、イクっ、)
一気に脱力した時には、弟が私の股間をティッシュで拭っていた。
(終わったの?)
正気に戻った私は、
「中に出しちゃったの?」
と聞いたら、
「気づかなかった?」
と言われた。
「俺、途中で気づいて、ゴムを付けようと思ったけど、お姉ちゃんがあんまり気持ち良さそうだったから、止める事が出来なくて、ギリギリまで我慢して、抜いてから出した」
と言った。
「ありがとう」
いつの間にか、優しいオトコになってた事が嬉しくて、誇らしかった。
「一緒にお風呂に入ろう」
と言って、浴室に行った。
アメニティの中に、ゴムを見つけた。
家族にバレないよう、入浴剤やソープとかは使わず、お湯だけで汗を流した。
(母親は絶対に匂いに気づく)
と思っていた。
母の性格を知ってる私に、ぬかりはない(笑)
お風呂を出てから、お腹が空いたので、ルームサービスを頼んで、一緒に食べた。
「はい、アーンして?」
新婚妻のように食べさせたり、食べさせて貰ったりした。
凄く幸せな時間を満喫した後は、帰り道の途中で弟を車内で制服に着替えさせて、
「あとでね?」
と言って、私は先に家に帰った。
両親が弟の帰りを待っていたから、
「友達と遊んでるんじゃないの?」
と言った。
その夜、母が用意した大量のご馳走は、大量に余った(笑)
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