その夜は妻と交わりました。
妻の体を愛撫していると、別れ際の信司くんとの会話が強く甦
ってきます。
今頃、妻の事を想像しながらオナニーしているんじゃないか…
姉とはいえ身近にいる30代の人妻、まして仲のいい姉弟であ
れば、きっと性の対象として見るだろう…
信司くんの想像の中で、妻はどんな事をされているのか…
それを考えると、本当にそれまで感じた事のない興奮に襲われ
たのです。
妻もいつもより興奮していたのでしょう。普段はしたがらない
フェラチオを、自らしてきました。
私はたまらず妻に挿入しました。
まるで10代の若い頃のように夢中で突き上げる私。
それに応えるように、妻の口からは喘ぎが漏れます。
壁一枚向こうの信司くんに聞こえているかもしれない…
それほど厚みの無い壁、おきていれば、
信司くんの耳に妻の喘ぎ声は届いているかも…
そう考えると、再度凄まじい興奮を感じました。
普段は大抵、正常位のままフィニッシュするのですが、妻を起
こし壁際に手をつかせました。
尻を突き出す格好の妻に再度バックから挿入。
「久美ちゃん」耳元でささやきました。
その瞬間…
「んあっ…あっーー」
一際大きな声を妻が上げたのです。
妻が手をついている壁の向こうには弟の信司くんがいる…
今の大きな声は確実に聞こえただろう…
聞いていてほしい…
そう考えただけで私は爆発寸前でした。
営みが終わり枕を並べながら、妻にこんな話をしました。
「信司くん…多分さっきの声聞いてただろうな。」
「Hの声…?」
「うん。壁薄いからな。」
「そうかな…?
嫌だ顔合わすの恥ずかしくなっちゃうじゃん…」
「いいじゃん、独身には少々の刺激と楽しみを与えてあげても
さ…」
「そういう問題じゃないよ…」
「でもさ、そんな事言いながらお前も少しは考えてたんじゃな
い?
聞こえてるかも…って。」
「え…?」
その夜は曖昧なまま、私が営みの最中に考えていた事は胸にし
まって、
眠りにつきました。
いよいよ、明日は計画の実行の日です。
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