翌日からは由里からの吉報、つまり離婚の知らせが届くまでとても長く感
じられた。そして由里が恋しくてならなかった。携帯のカメラで映しなが
ら由里と相互オナニーに耽ったことも一度や二度ではなかった。
そして20日が過ぎた頃、大きな旅行鞄を引きずりながらやっと戻ってき
た由里は、家に入るなり僕を求めてきた。まだ昼前だったが、二階奥の寝
室で思う存分セックスに溺れ合い、愛を確かめ合った。この時由里は自身
初めてという潮吹きを二度も噴き上げ、何度も全身を痙攣状態にして最後
は悶絶してしまったのだが、凄いと喘ぎ声混じりに何度も訴えていた。
僕も改めて姉由里との身体の相性の素晴らしさを実感したのは勿論だが、
由里を姉としてではなく一人の異性として心底愛していた。
由里が正式に離婚したのはそれから10日ほど経った頃だが、慰謝料代わ
りに別荘一棟を譲り受けた。以前僕も一度連れてい行かれたことがある洒
落た別荘であり、車で二時間余りの距離にある。
今は週末になると特別用事が無い限り別荘に出向き、思う存分性愛と新婚
夫婦を楽しんでいる。自宅では周囲を気にしてあまり叫び声はあげられな
いが、別荘では好きなだけ泣き叫べる。別荘内では勿論裸族であり、好き
な時好きな場所で身体を貪り或は繋ぐ。そして不妊症の由里だから好きな
だけ膣内に注ぎ込む。今の季節はルーフバルコニーに出ての青姦も頻繁に
する。
また離婚して間もなくアナルバージンを捧げてくれた由里は、最近アナル
性交でも快感に狂うようになった。と同時に、秘められていたM性も開花
し始めた。
目隠しや軽い緊縛は勿論、焦らしながら淫語を言わせ虐め辱めながら膣も
肛門も口も同時に犯してやると涙を流して悦び快感に狂う。
僕達姉弟は元々体毛が薄く、お互いに頭髪を除いてすべての体毛を一本残
らず剃り落し合っている。邪魔物が無い所為もあって、たっぷりローショ
ンオイルを塗ってするセックスや風呂に入って全身泡だらけにして戯れ合
う気持ち良さは最高。
但し最近少し困っていることがある。一つは自宅周辺に買い物に出かける
時でも由里の僕を視る視線が熱く、どうしても新婚夫婦のような雰囲気に
なること。もう一つは由里が僕の子供を産みたいと言い始めていること。
女は本能として最愛の男の子供を産み母親になりたいと念う生き物だから
仕方がないとは言え、姉弟では流石に難しい。不妊症であるため普段は膣
内に好きなだけ注ぎ込むものの、排卵予定日前は一応控えるようにしてる。
僕には別れた妻との間に生した子供が二人居るが、他にも愛人関係にあっ
た女二人が僕の子供を産み育てている。姉は勿論知らないが、一人は母方
の叔父の後妻。所謂戸籍上の叔母が二人産み、そしてもう一人は夫公認の
人妻。彼女達二人とも僕を心底愛してくれ、自ら望んで僕の子を受精し夫
の子供として産んだ。
叔父の後妻である叔母は叔父より僕に年齢が近かったこともあって自然と
恋愛感情が芽生え、頻繁に僕の家に家事仕事をしに来てくれているうちに
図らずも一線を超えて、まず僕が叔母とのセックスにのめり込み、やがて
叔母の方が僕以上にのめり込んでいった。僕が男を磨き、女のすべて、性
愛のすべてを知ったのは彼女によってだった。40歳を超えた叔母との関
係は妻との離婚を契機に復活し今も密かに続けられている。
就職の内定を得て間もなくの大学三年の後半、アルバイト先の会社社長夫
婦に見込まれ親しくなった。彼等は所謂歳の差夫婦であり、子供が居な
かった。まるで僕を息子のように接してくれるようになっていた彼等夫婦
からやがて思わぬ申し出を受ける。男性機能が衰えている社長の代わりに
若い奥さんに性的満足を与えてやってほしいと。叔母との性愛によって男
を磨いた僕は、自身の男としての程度を確かめる意味もあって彼等夫婦の
求めに応えることにした。徹底的に奥さんを悦楽に溺れさせていると、や
がて僕との性愛にのめり込み自ら愛奴になっていった彼女は、好きなだけ
注ぎ込ませ、僕の体液をすべて飲み干すのだった。
他にも数人の女の愛人情夫になったが、10歳以上年上の人妻熟女が多
かった。妻と離婚することになった原因も妻の母親との関係がバレたから
だった。未亡人になって十数年男気無しで二人の子供を育て上げた義母
は、娘の婚約者である僕に抱かれてから女に目覚め性に目覚め、僕も妻以
上に義母を愛した。妻と離婚して三年になるが、元義母との関係は毎月
一・二度密かに続けられてきた。
元妻は最近になってやっと怒りが収まってきたのか、子供達に逢いにいく
と子育ての相談をしてきたり笑顔さえ見せるようになったことに加え、母
親と僕の関係についても認める発言があった。妻を愛しているからこそ母
親も幸せにしたいと思う男の心理を、妻が理解しようとしなかった結果が
離婚だったにも関わらず。
もしかすると妻は寄りを戻したいと考えているのかも知れないが、僕の心
が姉由里に移ってしまっているためその可能性は極めて低い。但し愛人に
なることは構わないが。
先日叔母とのセックスを楽しんだ時、由里の身の上を心配する言葉の中に
それとなく僕達姉弟の関係を臭わせる言葉があった。彼女は唯一僕達姉弟
が親しくしている親類であり、由里が離婚してから何度か往き来してい
る。その中で僕達の微妙に濃密な空気を敏感に感じ取ったのかも知れな
い。敢えて問い質しては来ないが、おそらく感づいているに違いない。誰
にも言えない僕との秘密を抱える叔母だから、それも一興。
※元投稿はこちら >>