母と再会したのがもう30年以上も前のことで、当時を思い出しな
がら書いてきましたが、重い話なので少し疲れました。なので、ど
うしてここで書くことにしたかを書きたいと思います。
だいぶ前になりますが、ここで私と似た境遇の方の書き込みを観ま
した。年齢はだいぶ若い方でしたが、生みの親と育ての親がいるこ
とや、生みの親と関係していたという共通点があり、引き込まれる
ように読みました。
その方との大きな違いは、生みの親に対する感情で、その方は憎悪
の思いからしたと書かれていました。私の場合、不快な思い(複雑
さ?)はあったものの、憎悪というものはなく、素直に書けば「母
親という思いはなく、単純にやりたいと思ったから」です。女とし
て欲情させられたんです。
思いは違えども、生みの親としたというのは同じで、鬼畜行為であ
ることは否めません。その方の書き込みを読み、贖罪の意味からも
書こうと思い立ちました。その方に対して「書き込みを読みまし
た。同じ経験をした者として、こういうこともありました」という
のを知って貰いたい気持ちがあり、タイトルを(記憶が誤っていな
ければ)同じ「生みの親」としたんです。
現在の話としてですが、母は今年で84歳。体力はだいぶ落ちまし
たが、元気です。母との関係も、なくなってからもう十数年になり
ます。やめた理由は、(母と再会してから2年後に結婚した)妻や
子供達への裏切り行為の念、またこんな自分を慈しんで育ててくれ
た育ての親たちに「こんな鬼畜な息子である」ことをさとられたく
ない思いからでした。
母との関係に付いては、さらっと書くつもりです。ですので、そう
いうのを期待されている方は肩透かしをくらった感じがするでしょ
うし、期待に沿えないことを申し訳なく思います。それでよけれ
ば、改めて書き続けますね。
※元投稿はこちら >>