コンドームを持って息子の部屋に行き、ベッドで正座して待ちまし
た。
部屋全体を見渡してみましたが、パッと見た感じではエッチな本と
かDVDは見当たりませんでした。ポスターも貼ってなくて、素朴な
居心地のいい部屋です。
待ってる間に、どんどん緊張してきました。どんな風に始めればい
いんだろう?そもそも本当にするの?ということをぐるぐる考えて
いました。
私は10年くらいセックスをしていません。経験人数も本当に少な
いですし、セックスで気持ちいいと思ったこともないです。だか
ら、ちゃんとできるかどうかが一番心配でした。でも、するからに
は息子に思いを遂げさせてやりたいとは強く思っていました
やがてドアを開けて息子が入ってきました。Tシャツにトランクス
姿です。
目が合ったのですが、本当に気まずくてすぐにそらしました。
息子はベッドに腰かけました。私はそのちょっと後ろで正座のまま
です。
それからは無言の時間です。やっぱり私から声をかけた方がいいの
かなとか、このまま自然に始まるのかなとかいろいろ考えます。
いきなり息子が私の方を向いて近づく気配を見せたので、私は慌て
ました。
「あの、一応確認ね。ホントにするの?・・・セックス」
「・・・うん」
「・・・わかった。じゃ、電気消して」
「うん、豆電球でいい?」
「うん」
いきなり部屋が暗くなりました。息子はベッドに戻ってきて私のす
ぐ横に座りました。正座をしているみたいです。私の膝と息子の膝
が触れています。
「えーと、どうすればいいんだろ」
息子が照れたような困ったような感じで言います。
「どうすれば・・・うーんそうねえ、○○の好きにしていいと思う
よ。でも優しくしてくれたらうれしいかな」
回数も少ない上に、今まで男の人にけっこう乱暴にされたことしか
なくて、できることならセックスのときに大切にされてみたいなと
思ってました。本当に少女のような思考の40代で恥ずかしいで
す。
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