K「あぁ、ダメよ、何もしない約束でしょ。」
E「ハグだけ…」
ギュッと強く抱きしめられ、息子の男性としての力強さを感じました。
(このままEに身を任せたい…)
私の中で在らぬ感情が芽生えます。
ハグだけ、と言った息子の言葉とは裏腹に、彼の手が私の背中からお尻を撫で回します。
K「ウウ、ウン… あぁ、ダメ… イヤ…」
意図せず艶かしい声が漏れてしまいました。
密着した下腹部に突き立てられた、もの凄く硬い男性器に、息子であるはずなのに男を感じずにはいられないのです。
若く強い雄に抱かれたい雌の本能と、母親としての理性がせめぎ合います。
さらにEが私の耳元で囁きます。
E「お母さん、キレイ… K子、好き。」
名前で告白を受け、心がザワつきます。
なんとか理性を繋ぎ止め、お尻を撫で回す手を払います。
するとその手は私の乳房を鷲掴みにし、揉みあげました。
K「あはぁ…」
思わず声を上げてしまいました。
その手をまたすぐに払いのけるのですが、もう私は陥落寸前でした。
また強く抱きしめられ、Eの唇が迫ります。
もし彼のキスを受け入れてしまえば、その時点で私の理性は崩壊していたでしょう。
K「イヤ… イヤ!」
身を捩り顔を背け、彼の唇をかわします。
頬や首筋に口づけや舌を受けますが、唇だけは許しませんでした。
どのくらいか分かりませんが、私的には随分と長い時間、その攻防が続いていたように感じます。
ふと、息子の力が弱まり私は解放されました。
私に受け入れられないことに諦めたのでしょうか。
(え、え… 止めちゃうの?!)
それがその時の私の偽らざる思いでした。
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