そしてその我慢も、とうとう打ち破られる瞬間が訪れます。
看護師さんが消毒のため、消毒液を含んだ脱脂綿で、睾丸から竿、そして皮から顔を覗かしている亀頭にかけて、チョンチョンとぬぐいはじめたのでした。
消毒液で熱が逃げるスーッとした感触と、脱脂綿の繊維によるわずかな摩擦だけで、もう一瞬にして、そして完全にダムは決壊してしまいました。
アァァ~アーッ!
わたしが大声を上げると看護師さんは驚いて、瞬間的にペニスから手を離しました。
しかし、精液が飛び出す方が一足早く、ベットリと指に絡みついてしまっています。
母は放心状態のわたしに急いで歩み寄ると、そこらじゅうにこぼれた精液を見てアタフタ
し出しました。
一方、看護師さんはというと、さすがとも言うべきか、意に介した様子も見せず、わたしの腰の下に敷かれていたタオルをサッと抜き取りました。
それから自分の指、ペニス周り、そしてわたしのTシャツに付着していた精液を、たんたんと拭き取っていきます。
そして最後に、再び脱脂綿で消毒しながら母にこう言いました。
「だいぶ頭頂部も露出してきていますので、お風呂に入ったら、常に清潔を保つよう注意してあげてください。ただ、ときにこういうこともありますので、もし、そのとき息子さんが嫌がるようなら中止してあげてくださいね」
「はい…」
申し訳なさから来るのか、それとも恥ずかしさから来るのか、母は小さな声でそう返事をしました。
その時の、センシティブな内容を扱うような看護師さんの話し方に、どうやら白いオシッコは、チンチンが治ってきた証とかではいようだ。わたしはそう感じた。
そして、次また母に風呂場で触診と皮むきをされたら、きっとさっきみたいな快楽に包まれるんだろうなと、すでにその時から楽しみで仕方がなくなりました。
<続きます>
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