当時のわたしは、毎日母と風呂に入っていましたが、毎回触診と皮むきがあるわけではありませんでした。
週に1回か、2週間に1回くらいだったと記憶しています。
その出来事があって次の触診と皮むきの日が来ました。
「じゃあタマタマ見るからここ座って!」
わたしはいつものように、母の指示に従って湯船のヘリに座らされました。
母は私の前に片足をついてしゃがむと、片手で袋を軽く伸ばし、もう一方の手で睾丸の形や大きさを測り出します。
最初こそくすぐったさに腰をモジモジしていましたが、次第に前回の快感が込み上げてきて、瞬く間にカチコチになってしまいました。
母は一瞬手を止め、わたしの顔をチラリと覗き込みます。
わたしはまた前回のような気まづい雰囲気にならないよう、普通を装って換気扇のヒモをいじっていました。
すると母は安心したのか、触診に戻りました。
そして皮むきにうつります。
ペニスはというと、まだカッチカチに勃起したままです。
母はまた手を止めて何か考えていたようでしたが、意を決したかのようにペニスに手をそえると、皮をグイグイとむきはじめました。
その頃になると、勃起すると亀頭の頭がわずかに見えてきています。
「あと少しだから頑張ろうねー!」
母は優しい笑顔を浮かべると、再度根気よく皮をグイグイ下げ出しました。
わたしはというと、座っていながらも倒れてしまいそうなくらいの快感と戦っていました。
睾丸がキュッとなり、前立腺のあたりにドロンと鉛が流れているような感覚です。
その場から逃げてしまいたいけど、その快感からは逃げられませんでした。
そして、この快感を感じていることは、母バレてはいけないことなんだと、本能的に感じていました。
<つづきます>
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