勢い良く射精した後も、ドクンドクンと少し黄ばんだ濃厚な精液が溢れてきます。身体を硬直させたまま痙攣は続きました。
その間、わたしはヘリをしっかりと握り、ズリ落ちないようなんとか耐えています。
「あーっ…出ちゃったね。ちょっと待ってね」
肩で息をしながら母を見ると、頬や耳、結った髪に精液を付着させながら、不自然な体勢で踏ん張るわたしの身体を抱き起こし、椅子に座らせてくれました。
そして、わたしの顔を覗き込みました。
「ダイくん大丈夫?」
わたしは頷くだけで精一杯でした。
息を整えながら母の顔を見つめていると、頬に付着していた塊がツツーッと垂れてきます。
母は手の甲で拭うと、それが精液であることを確認し、湯船から湯をすくい流しました。
なんだか、これまでの一連の動作や仕草は、前回、わたしの射精を見て慌てふためいていた母とは丸っ切りの別人でした。
これは母親の強さなのか、それとも、女性の怖さとも言うべきなのか。他の人様に絶対に明かすことのできない事でも、自分の頭で整理し、納得さえすれば、臆することなく平然と対処すことができるようでした。
そして母は、わたしが落ち着くのを待つと、シャワーを出し、温度を手で確かめ、わたしの手や内股、そしてお腹、最後にペニスと睾丸を流してくれました。
亀頭の露出した部分にシャワーが当たると、最初は少しピリッと痛みを感じましたが、それはすぐに気持ち良さに変わりました。
半勃ちのままシャワーの刺激を受けたペニスは、再び天井を向き始めます。母はそれをジッと見ていました。
長湯も手伝ってか、顔が火照りボーッと放心状態のわたしは、母のされるがままでした。
そして驚いたことに、母は再度皮むきを始めるのです。いや、それはいつもの皮むきとは違う手の動かし方でした。
ペニス全体を包み込むように軽く握ると、それを上下しているのです。
わたしは10秒ほどして、また身体をガクガク痙攣させながら射精してしまいました。
二度目だというのに、母の手のひらに飛び出した精液が強く当たる音が聞こえました。そして、指の間からドローッと溢れてきます。
その後も母は手を何度か上下して、出し切ったのを確認すると、手を流し、わたしを抱き寄せました。
母のお腹に当たった半勃ちのペニスの先には精液が残っており、ツルンと滑りました。
「いいんだよー。お母さんに任せてね」
そして、
「ダイくんは嫌だった?」
と耳元で優しく聞いてきます。
おそらく、看護師さんに言われたように、わたしの気持ちを確かめなければと思ってのことでしょう。
しかし嫌な訳がありません。
「イヤじゃないよ…」
「きもちいい」
と、意識が朦朧としながらも、かすれた声でそう伝えました。
すると母は、「そっか」とコクンと頷き、わたしを抱きしめ、頬にキスをしました。
その後、母はタイルや排水溝の隅々をシャワーで流すと、そろそろのぼせちゃうから出ようね、とわたしを立たせました。
<続きます>
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