鏡の前に風呂用の椅子を並べて座ると、わたしは母の隣で泡を立て始めます。しかしなかなか思うようにはいきません。
見かねた母が手早く泡を立て、わたしの身体に塗りだしました。ツルツルっと心地よく、されるがままです。母の胸が腕や背中にツンツンと当たります。
まんべんなく塗り終えると、わたしを立たせ、お湯に浸したタオルを身体にあててきました。首の下や脇の下はくすぐったく、いつもエへへッと笑いながらよろけてしまいます。
胸から股間、足、最後にお尻を洗うとシャワーで流してくれました。
ペニスは依然としてピーンと勃っていましたが、特に気に留める様子もありません。
「お母さんも洗っちゃうから、先に温まってなさい」
母はわたしを湯船に入らせると、今度は自分の身体を洗い出しました。
わたしは湯船に沈み、身体を洗う母を眺めました。
手際良く全身に泡を塗ると、タオルでくまなく擦っていきます。その度に鏡に写る胸がプルンプルンと揺れました。白い泡の向こうには、対照的な濃い色の乳首が透けてます。
最後に立ち上がると、少し前にかがみ、股やお尻を擦ります。股を擦る時は、片方の足をわずかに上げた格好になりました。
泡のついた股間を見ながら、フトあのことがよぎります。
「ねぇ、お母さん」
母は身体の泡を流しながら振り返ります。
「なぁーに?」
わたしは、物置小屋で見た雑誌の裸は、なぜ股間部分がモヤモヤっとしているのかを問いました。
すると母は声を上げて笑いながら、湯船に入り、わたしの隣にしゃがみます。お湯かさが一気に上がり、ザザーッと溢れ出しました。
「んー、あれはまだ、ダイくん知らなくていいかなぁ」
「…どうしてぇ?」
母は少し考えてからこう答えました。
「そこはねぇ、女の子の秘密なの。だから女の子だけが見ていい場所なのよ」
「ふーん。でもお母さんのはいいの?」
わたしがそう言うと、母は股を閉じて
「あーっ、ダイくんコッソリ見たなぁ~?」と笑うと、話を続けました。
「お母さんはいいのよ。だって親子なんだから。隠すことなんかなーんにもないのよ」
「うん!」
のぼせてきたわたしは「ふーっ、あつい」と湯船から上がり、シャワーを冷水にして顔にかけました。
それを眺めていた母は「さてと」と言いながら湯船を立ち上がり、
「じゃあダイくん、ここに腰かけようか」
とヘリをパンパンと叩きます。
そろそろかな?と思っていたわたしは小さく頷くとヘリに座わりました。そしていつものように股を開くと、母が配置してくれた2つの椅子に、片方ずつ足を上げます。
正面に片足をついてしゃがむ母から見ると、わたしはヘリに座りながら腰を突き出し、M字開脚して膝を少し上げた格好になります。
これは、睾丸が触診しやすいように母が考案した方法でした。
母は躊躇することなく、真剣な表情で睾丸の触診を始めました。
最初、ピクっとしたわたしに「大丈夫?痛くない?」と気づかってくれました。
「うん。大丈夫」
しばらく触診が続きます。
袋を軽く伸ばし、睾丸があちこち動かないよう固定すると、ひとつずつ、その形状と大きさを確認していきます。
わたしが痛がらないようにするためか、まるで孵化したばかりの鳥の雛をあつかうような、絶妙な力加減です。
以前までは、母の触診はわたしにとって単なる作業でしかありませんでした。ジッとして早く終わるのを待つだけです。
これが終わったら、髪を乾かしてもらいながら飲む、オレンジジュースかカルピスのことしか考えていません。
しかし今となっては状況が変わっています。
母が睾丸に指をはわせるたびに、カチカチのペニスが強く脈を打ち、腰の奥の疼きは風船のように膨れ上がっていきます。
わたしの思考や身体の制御が、その疼きによって徐々に奪われていくような感覚に陥りました。
「うんうん、大丈夫。順調だよ」
そうこうしているうちに触診が終わりました。
しかし風船がしぼむ間も無く、母の指がペニスに触れます。
お腹にくっつきそうなほどペニスは勃起しており、つぼみからは赤く充血した亀頭が5ミリほど露出しています。
母は皮むきがしやすいよう、弓なりに反り返ったペニスを、ゆっくりと手前に引き寄せました。
そして、亀頭のすぐ下を人差し指と親指で挟みます。すると、亀頭に力が入りブワッと膨張するのが分かりました。
母は、わたしの目をみつめ、痛みは大丈夫か、反応を窺いながら、皮をそっと下げます。
ウアーーーーーッ!!
わたしはたまらず、もんどりうち、なんの前兆もなく、射精してしまったのでした。
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