平均をすれば、月に一度。『デート』と呼べるのかは分からないが、その程度。
父のいる家庭では、そうそうチャンスは巡っては来ない。
それでも出れば母の手を掴まえ、ただの買い物もなんとかデートらしくしようとします。
それに連れられる母でしたが、ある時『もう、えらいわー。』と腕を組んで来ました。
母とグッと距離が縮まったのがこの時。歩くスピードも自然と合います。
夜のLINEでは、『ドキドキさせたんだから、合格。』とお誉めの言葉もいただいております。
父のいる日曜。母は『ユリさん(親戚)のとこにこれ(お供え物)持っていくわ。』と父に告げていた。
『あんた、ちょっと運転して行ってよー。』と言われ、思わぬ外出となる。
たった10分程度の道のり。すぐにユリさんの家に着いていた。
いつもは長居をする母が、『この子と買い物。』と理由をつけ、5分程度の滞在で終わる。
その母には魂胆があった。途中から、考えたことかも知れない。
※元投稿はこちら >>