僕から初めて母を誘ったのは、ほんの少し父が家をあけた土曜のお昼。
『ちょっと出ん?』と誘うと、『どっか行くー?』と手早く準備を始めてくれたのだ。
母も少し退屈をしていたのです。時間的にも、そうはありません。
行くあてもなく車を走らせていると、『言ってみぃー。』と先に言われます。。
普通でないのを読まれてました。
『もう、付き合いたい。』とストレートに言っていました。
『ほおー、(お前)言うたなぁー。』と母らしく答えられます。ただ、母がふざけたのはその一言だけです。
『大丈夫ー?あんた、すごいこと言ってるんよ?』
『分かってる。』
『でも、頑張ったかぁ~。それは(お母さんは)認めるけど。』
『無理ー?』
『どうやろー?言われたら、こっちも考えんといかんしねぇ?』
数分後、母は1つの結論を出してくれた。それは、『頑張ってみるー?』だった。
付き合うのではなく、もう少し様子をみたいということ。
その結果によれば、『無くはない。』と言ってくれたのです。
これが僕と母の始まりの始まり。初めての肉体の関係を持つには、まだ1年3ヶ月掛かります。
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