知らない街、どうせ二度と来ないところ、そんなやっつけ感からか、平気で歩いてホテルへと入ります。
部屋選びも、値段の高い部屋を選択していました。財布の紐も緩んでしまっていたのです。
「どうせ犯るなら、いい部屋で。」、そんなところでしょうか。
部屋に入り、荷物を置くと、真っ先に母からこう言われました。
「今日はあんたの彼女と思っていいよー。マサくんの好きなようにしていいからー。
いつもは出来ないんだから、好きなことしなさいよー。お母さん、そのつもりでここにいるから。。」
母もこの旅行に参加を決めた時から、そのつもりなのです。
テレビがつけられました。すぐにアダルトが流され、音量もかなり大きめにされます。
テレビでは若い女優さんが、「アン。。アン。。」と喘いで鳴いてます。
母はつけただけでそれを観ることはなく、お風呂場へと向かうのでした。
風呂場からはお湯の灌がれる音がしてしてきます。覗いて見ると、ワインレッドの色をした浴槽でした。。
どこか高級感も漂っていて、やはり高めの部屋だと感じさせられます。
出てきた母は、「お風呂、朝から2回も入れないやろー!」と何かにツッコんでいるようでした。
少し考えて、意味が分かりました。朝の食事の時の添乗員のことを言っていたのです。
「温泉なら、朝でも入れますよ。」と母に言っていた添乗員さん。
しかし、ラブホテルで入ることを知っていた母は、そんな風に考えていたみたいです。
ソファーに腰掛けると、コンビニで買ってきたドリンクを取り出しました。
お風呂が入るまで、少し二人で会話になります。
「こんなところ来るの、何年ぶりだろー?。。」、一人言のように母が言います。
55歳の母です。父は9つ年上なので、もしかしたら、二人にはそういうことは長くないのかも知れません。
だから、僕を受け入れてくれたのかも知れないのです。
「マサくんさぁ~?女の人のアソコって、マサくんとかなんて言うのー?」
突然そんなことを聞かれました。内容が内容だけに、言葉に困ります。
しかし、「お母さんだって、こんなこと聞くの恥ずかしいんだからねぇー。」と言ってきます。
僕は、「なんて言うんだろー?。。」と惚けました。なかなか、女性の前では言いにくいです。
「マンコとか。。オマンコとか。。そんな風に呼ぶー?」
母の口からそんな言葉が飛び出し、身体に電気のような衝撃が走りました。
あの母が、「マンコ。」「オマンコ。」なんて言葉を発しているのです。
最後は、「どっちよー?」と聞かれ、「オマンコかなぁ~?」と平然と答えました。
もちろん、言った僕の身体はふわふわです。僕だって、口走ったことなど記憶にないのです。
「じゃあ、そっちにしよ。。今からはお母さんのここ、そうやって呼ぼう。。。いいー?。。」
初めての「Y談」だったかも知れません。そのくらい、女性から逃げて来た僕なのです。
お風呂が入りました。母の「オマンコ」を見させてもらいます。
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