日課は続きましたが、2回目のセックスまでには至りませんでした。父と弟の存在がジャマなのです。
それに母。母だって、2度目を望んでいるとは限りません。
そして、僕。童貞を捨てることが出来ましたし、日課もあります。
家では母親の姿しか見せない母を見ると、「もういいかぁ。。」と、割り切ってしまいそうになるのです。
そんな頃でした。僕の家の隣で、一年近く工事をしていた店舗兼住宅が完成したのは。
30代のご夫婦が、やっていた「お寿司屋さん」をここへ移して来たのです。
奥の家もなかなか大きくて、総工費は結構掛かっているのではないでしょうか。
「挨拶がてらに、ちょっと行ってみるかー?」
そう父に促された僕達家族は、開店早々にお隣におじゃまをしました。
綺麗なお店で、カウンターがあり、奥には和式のテーブル席も見えます。
「あー!来てくれたんですかー?」、母とは顔馴染みになっていたのか、奥さんの方が声を掛けてくれます。
ちょっびり太目ですが、愛想のいい奥さんです。
しかし、奥さんに好印象を持ったのは僕だけではありません。一緒にいた父もそうだったようです。
その奥さん目当てなのかどうかは知りませんが、夜8時過ぎによく通うようになったのです。
父の誤算でした。楽しくお酒を飲みに行くだけのつもりが、僕と母に「2度目」の機会を作ってしまうのです。
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