きっと、生まれて初めて腕を通したバスローブ。自分なりに考えて、パンツは履きませんでした。
母の「先にベッドで待ってて。」が頭を支配し、言われた通りにベッドへと入ります。
大きなダブルベッド。布団に足を入れても、気持ちは落ち着きません。
風呂場からは、母が浴槽のお湯を救う音が聞こえて来て、更に緊張を高めてしまいます。
そして、「母は出て来ない方がいい。自分の部屋に戻りたい。」、そんな弱気な自分も出てしまうのです。
風呂場の扉が開きました。死角になった場所で母が身体を拭いています。
とても長く感じられ、僕は落ち着けません。そして現れた母は、僕と同じバスローブを着こんでいました。
「いいお湯やったねぇー?」
バスタオルを頭に巻きながら、洗面所へと向かう母。「そだねぇ。」、もうそれだけしか言えませんでした。
洗面所からはドライヤーの音が聞こえ始めます。そんな母の姿は何度も見ていました。
しかし、今日は違いました。母親ではなく、今からセックスをする女性なのです。
「もうちょっと待ってねぇー。」
洗面所から声が掛けられます。「うんー。」と返す僕も、少しずつですがその気になり始めるのでした。
そして、洗面所から母が現れます。濡れた髪は完全に乾かされ、いつものヘアスタイル。
顔は潤い、口紅まで塗ってくれています。そして、母がベッドの横まで近づきました。
母は僕に手を延ばし、「お布団開いて。。」と言って来ます。
言われた通りに布団をめくると、その手を僕に差し出して、こう言うのです。
「お母さんをベッドに誘って。。抱いて。。」
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