母「あの子も私に似て奥手だから…」
おばさん「心配ないない。男はやる時はビシっと決めに来るから」
母「だと良いんですけどね~」
おばさん「丁度良かった。ほら、あそこの水色の服着た人見える?」と母に指さして言ってました。オレもチラと水色の服を来た30代半ばくらいの人とオレくらいの男がいました。
おばさん「あそこの家も旦那の暴力で離婚して今は隣にいる息子と母子家庭だよ。」
もう一人のおばさん「あそこの家も仲良いよね~ 前に子供出来たけど流産かなんかでダメになったとか…」
話しを聞いてると何かヤバそうな会話ばかりで
母は「へぇ~」話しに乗ってるし。
おばさん「あんたもご無沙汰なんでしょ?」
母「はぁ…まぁ…そうですね」
同乗して来た年輩のじいさん「なんだ、言ってくれればいつでも相手してあげたのに。ははは~」あの中で一番若いからか母はからかわれていました。
おばさん「だれが好んで老いぼれとしたいかってーの。老いぼれの私でもお断りよ。ねー」と母に。母はクスクス笑っていました。
おばさん「◯◯ちゃんには、まだ若い息子さんがいるんだから余計な事言わないの!」どうやら母は周りからちゃん付けで呼ばれていたらしく、おばさん「息子を思う愛情も色んな形があるんだから。さっき言ったあの人もそうだし、別にイヤらしい意味とかじゃなく、母子家庭でたった1人の息子さんなんだし、奥手な息子さんならなおさら貴女ご手を差しのべないと」
母「はぁ… ウチの息子はどう思うか…」
おばさん「○○ちゃんの息子、何処に行った?」
母「あっちの隅でスマホしてます」
母も雑談の人達も一斉にオレを見て来て…
その中のおばさんが「ちょっとこっちこっち。なに若い人が年寄りみたいに1人でお茶のんでんの!あ、年寄りはうちらか。ははは…」
オレも輪の中に強制的に引き込まれ、母の隣に座らせられました。
おばさん「さっき、お母さんと話ししてたんだけど、彼女いないんだって?」
オレ「はい…」
おばさん「お母さん心配してたんだよ。このまま独身で過ごすんじゃないかなって。優しいお母さんだよね。アナタを育てる為に働いて、家の事もしたりして、お母さんだってまだ若いんだから、○○君も、もう成人した大人なんだなら分かると思うけど、お母さんだって夜寂しくなる事だってあるんだからさ~ もっとお母さんを大事にしてあげなさい。こんな子どもの事を思ってる優しいお母さん、そうはいないよ」
オレ「はぁ…」 頭の中が真っ白でした。
それ以来、意識しすぎて帰りの車内でも変な雰囲気だったし… 隣にいる母を意識すればするほどセックスを体験したいって気持ちが大きくなって… 母とは一切、あの話しはありませんでした。
夜に家に着いて、家を出る前と後では全然違いました。母も意識してか…あまりオレと話さないし… 余計にそれがだんだんオレと母のカウントダウンでした。
オレ「全国から来るんだね」
母「去年よりは少ないって話しだったよ」
母は布団を敷き終えたのに、3回くらい行ききしててそわそわしていました。
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