許してくれるも何も気にしないでくれ。
俺が考えていた世界はね、
リカコはよく俺と話をする時、「息子に捧げた」「息子と関係している私には資格がない」と言うような思考の言葉やニアンスが多くて、それがたまらなく俺には悲しかったんだ。
俺は、二人の欲情妄想sexの中で「鎧」と表現し、リカコは薄い殻と表現していたね。
でも、一番あう表現は「楔」か「カセ」なのかも。
息子さんとの関係を理由に後年齢などを楔として自分を縛りつているなら、そこから解放したかっただけなんだ。
息子と関係あろうが何歳だろうが、それはそれ。
女として幸せになっちゃいけない理由にはならないと思ったから。
俺が女として本能のままの雌を引き出せれば何か変わるんじゃないかとね。
心の束縛はいつも自分がしてしまうものだから。
今、自由になれたなら打算だろうが飛び込みな。
息子さんの事は、そこは女のしたたかさの見せ所だぞ。
女の嘘と秘密は女性を綺麗に引き立てるアクセサリーみたいなもんだしな。
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