朝になって、父親からの電話で目を覚ました。
母さんが父親と、今日も僕と東京見物をするような話をしているとき、僕は母さんと受話器の間に頭を入れて乳首を舐めてみた。母さんは僕を叩いて、でも平静を装って話をして電話をきった。
大学の入学式は明日なので、今日も母さんと一緒にいられる。
今日は親戚のおばさんちに行く予定になっているので、僕も母さんも服を着て出かける準備をした。
駅前の喫茶店でモーニングを食べて、それから電車に乗っておばさんちに行った。
おばさんちでお昼をごちそうになるまでいて、それから新宿に行ってみた。母さんと僕は腕を組んで歩いた。母さんは伊勢丹に行きたいと言うので、伊勢丹に行き、母さんの買い物に付き合って、それからまた、新宿を腕を組んで歩いた。
母さんと歩いて大きな通りを渡ると、そこは歌舞伎町だった。
母さんが、行ってみようと言うので歌舞伎町を歩いた。まだ明るい時間だったので、それほど卑猥な感じはしないが、やはり風俗店の看板を見ると、母さんと一緒だと気恥ずかしく感じた。
母さんが、歩き疲れたから少し休みたい、と言うので喫茶店でコーヒーを飲んでると、母さんが行きたいところがある。と言うので、どんなとこ?と聞くと、内緒と言って席を立ちどこかに携帯で電話をした。喫茶店を出て、歌舞伎町の奥の方に行くと、風林会館があった。そこからまた母さんが電話をすると、こっちと言って僕の手を引いた。ある風俗ビルの前に来ると母さんはエレベーターのボタンを押してエレベーターに乗った。エレベーターの中で僕に、ともきは聞かれたら二十歳って言って、母さんが言った。
エレベーターを降りると、母さんはお店の前でインターホンを押した。
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