お互いに横になって愛おしく見つめ合う。
「きぬえ、もう一度いいかい。」
「またほしくなったの。」
「うん。」
「うふふ。いいわよ。あたしも ほ しいわ。」
とおるは、嬉々として身を起こす。
あたしをおもむろにうつ伏せにする。
あたしもそれに応えて尻を高く上げる。
背の高いとおるは、あたしの背中にかぶさり、
あたしの首を噛む。
あたしは従順に、従うように、さらに尻を持ち上げる。
とおるは、前に回した手で、あたしの乳房を揉む。
そしてあたしの蜜壺にペニスを差し入れる。
後ろから入ってくるとおるもまた深く感じるものだ。
後ろから打ち付ける。
尻からじわじわと腰、脊髄に痺れが伝わってくる。
その痺れが、脳髄に達した時、どばっと淫水が噴き出す。
同時にとおるの精液があたしの中に浴びせられる。
そのまま、ふたりは布団につっぷしていく。
その夜三度目の快感の絶頂感の到達。
骨盤まわりの累積的な性的緊張からの解放。
骨盤まわりの筋肉の心地よい痙攣。
強い快感を生んだ後の弛緩。
とおるとの喜びを感じ、とおるに心を許し、
身をゆだねるという心地よい満足感が押し寄せる。
今まで、経験したことのない幸福感に浸る。
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