二度目の3P後 寝盗られ計画 最終章
この時の私の心境を、なんと表現したらよいのでしょう。
初めての3P体験依頼、これまでに経験のない類の興奮は幾度となく味わってきたのですが、今回はそのいずれとも似て非なるものでした。
間違いなく興奮はしているのですが、背筋が寒くなるような興奮とでもいうのか、いまだにうまく当てはまる言葉は思いつきません。
その日帰宅してからの妻の様子ですが、いつもと変わりありませんでした。
夜になると妻を抱きたくなりましたが、思いとどまりました。
トシさんに抱かれる決心をしたのは、レス状態が続いていることも少なからず影響しているのでしょうから、ここで妻の気持ちが変わっては元も子もないと思ったのです。
翌日には早速トシさんから、二人で会うことを了承してくれたことに対する感謝のメールが。
密会日時と場所の提案も添えられていました。
日時は三日後のお昼過ぎ。場所は3Pの時とは別のホテル街でした。
さほど時間をおかず、妻から承諾の返事が届いたようです。
文面にはまだ幾ばくかの戸惑いが見てとれましたが、妻もここまで来たら引き返すつもりは無いようでした。
この時「引き返せるものなら」という迷いがあったのは、寧ろ私の方でした。
しかし「いや、ここまで来たら」の堂々巡りを繰り返すうち、当日の朝を迎えてしまったのです。
この日も、妻の様子に変わったところは見てとれません。
違うのは、いつもは先に家を出る妻が「今日は休みだから」と私を見送ったことくらいです。玄関先で、私はとても妻と目を合わせることができず、必要以上に急いで靴を履き出社しました。
会社に着いてからも、どうにも落ち着きません。
どうせなら休みにすればよかったのですが、午前中に外せない会議が入ったのでそれもできず。とはいえ会議中も終始上の空。
密会の時間に合わせて外出の予定を入れておいたので、急なトラブル等でそれがままならなくなることの無いように祈るだけです。
密会予定の時間まで30分を切りました。
私は同僚に、外出先は病院なので電話は繋がりにくいかもしれないと告げ、郊外のパチンコ屋の立体駐車場へと車を走らせます。
五階建ての立体駐車場の最上階へ。平日昼間なので他に車はありません。
私は、動悸が速くなるのを深呼吸で落ち着け、携帯電話を取り出します。
トシさんとの打ち合わせで、密会の様子は携帯電話を通話状態にすることで私に聞かせることになっていました。
ホテルに入室後、妻がお風呂かトイレに入るのを見計らって、トシさんの携帯から私に電話がくることになっています。
携帯を持つ手が小刻みに震えます。
こんな気持ちで電話を待つのは初めてでした。
携帯の時間表示が待ち合わせ時間を示します。
まだ着信はありません。
3分経過。
着信ランプが点灯しました。
一気に呼吸が苦しくなります。
しかし着信番号を見ると、なんと会社の電話番号。
今にして思えば着信を保留するなりしてしまえば良かったのでしょうが、私は根が真面目な上にこの時は焦っていました。
思わず通話ボタンを押してしまったのです。
内容は仕事上の確認の電話でした。
同僚の話に速いテンポの相槌を入れる私。
こうしている間にもトシさんが電話をかけてくるかもしれないと思うと、気が気ではありません。
同僚に不審に思われようがどうでもいいという気持ちで、適当な指示を矢継ぎ早に出して電話を切りました。
深く息を吐き出し、運転席のシートに背を埋めると、再び着信が。
今度は間違いありません。トシさんの番号です。
携帯を床に落とすほど慌てながらも、急いで拾い上げ通話ボタンを押し、無言で耳に当てます。
会話はありません。これは事前の打ち合わせ通りです。
通話状態を確認したトシさんが、携帯をテーブルか何かに置く音だけが聞こえました。
しばしの静寂。
最初に聞こえたのはドアが開いてすぐに閉まる音でした。
段取り通りなら、おそらく妻がシャワーを浴びて出てきたところでしょう。
私は、バスタオルを体に巻きつけた妻がトシさんのもとへ歩み寄っていく姿を妄想し、早くも呼吸が荒くなるのを感じました。
次にベッドがきしむ音が聞こえ、続いて電話機の奥から飛び込んできた声に息を呑みました。
「あんっ」
当り前なのですが、間違いなく妻の声です。
「そんな、いきなり。ああっ。」
「あっ、あっ、ああんっ。」
最初は何をしているのか分かりませんでした、妻の喘ぎ方と、声と一緒に徐々に大きくなってくるグチュグチュという音で状況が思い浮かんできました。
妻はいきなりベッドに押し倒され、いきなり陰部への愛撫を受けているのでしょう。
妻は元々濡れやすい方でしたし、愛液の量も多い方だとは思っていましたが、それでも携帯を通して聞こえてくる音の大きさに少し驚きました。
蜜の音は最早グッチョ、グッチョと妻が潮を吹く寸前の様子なのが分かります。
「ああああああ、イッちゃうよーーーーーー。」
さすがに潮を吹く瞬間の音までは拾えませんでしたが、妻がトシさんの指で盛大に愛液を巻き散らしたのは想像がつきました。
二人の荒い息遣いが聞こえます。
「すごいよ、ナミさん。」
本日始めて聞くトシさんの声です。
メールで親密になっていたことは知っていましたが、偽名とはいえ妻を名前で呼びかけるのを聞き、私の嫉妬心が大きく煽られます。
「シーツびしょびしょだよ。バスタオル敷かないと。」
「恥ずかしい。言わないで。」
「でも嬉しいよ。こんなに感じてくれて。」
「ああっ。だめ、だめ、だめだったらーー。」
再び愛撫が始まった様子です。
放出したばかりのはずの妻の愛液が、また卑猥な音を立て始めます。
今度はあっという間でした。
「あああああ、またイク。ねぇ、またイッちゃうよーーーー。」
「いいよ、たくさんイッて。」
「だめーーーー。イク、イク、イク。ああああああーーーー。」
既に絶叫に近い喘ぎ声です。
前回、前々回よりも妻の声が激しく、大きいように聞こえるのは携帯を通しているからなのか。
私の興奮もこれまで以上で、公共の場所であることも忘れズボンを下げて、パンパンに張りつめた愚息を取り出してしまいました。
指だけで連続してイかされた妻の乱れた呼吸が聞こえます。
「ナミさん。俺のもいい?」
トシさんが何を聞いているのかはすぐに分かりました。
ベッドがわずかにきしむ音を立てたのは、妻が身体を起こしたからでしょう。
「すごい」
吐息と共に、妻の感嘆とも悦びともとれる声を漏らします。
「うっ。」
トシさんの微かなうめき声。
どんな体勢なのかはわかりませんが、妻がトシさんの巨根への口内奉仕を始めたようです。
妻が鼻を鳴らす音と、トシさんが時折立てるうめき声。
私の中に、前回の映像が蘇ってきます。
ただ、前回と違い私の目がない分、妻は嬉々として遠慮のないフェラを続けているのではないか。そんな妄想もふくらみ続けます。
そこへトシさんが呻きながら、妻にささやく声が。
「ああっ。気持ちいいよナミさん。俺のはどうなってる?」
巨根から一旦口を離し、答える妻。
「おっきい。すごいよ」
「固くなってる?」
「固くて、熱い。鉄みたい。すごい、すごいよ。」
「すごい」を連呼する妻の声に、私は早くも精子を運転席の床にぶちまけてしまいました。
「ナミさん。もう我慢できない。入れたい。」
「私も、欲しい。」
覚悟はしていましたが、遂にその瞬間がきたようです。
私のいない所で、巨大な他人棒を受け入れる妻。
既に妻の性欲にも火がついたようで、戸惑う様子は微塵もありません。
どんな表情でおねだりをしているのか、ますます妄想は膨らみ、さっき果てたばかりの私の愚息も萎える様子はありません。
トシさんの準備ができたようです。
「入れるよ。いい?」
「ああっ。来て。」
「ホントに入れちゃうよ。いいの?」
「お願い。入れて。」
焦らすトシさんとおねだりをする妻のやりとりに、息を呑む私。
数秒の沈黙だったのでしょうが、私には遥かに長く感じられました。
「ああっ。」
遂に、トシさんの巨根が妻の体を刺し貫いたようです。
ベッドの軋み音が小さいのは、トシさんが今回はゆっくりとしたピストンから初めているからなのでしょう。
「すごい、すごい。」
待ちわびたかのような妻の声は、3Pの時とは明らかに違いました。
禁断の快楽に身を、もしかしたら心まで委ねているのかもしれません。
数分ゆったりとしたピストンが続きましたが、妻の喘ぎはかなり大きくなってきています。
ここでトシさんが予想外の行動にでました。
「あんっ、どうしたの?はぁ、はぁ。」
「ん?何が?」
「どうして抜いちゃったの?」
「入れて欲しい?」
「入れて。お願い、早く。」
「じゃあさ、少し恥ずかしい事言ってくれたら入れてあげる。」
「何?」
「どっちがいい?」
「何が?」
「俺のと、ご主人のと。どっちが気持ちいい?」
「言えないよ。そんなこと。」
「だめ、言って。」
トシさんは、言いながら再び肉棒を突き刺したようです。
「ああんっ。だめ、言えないよー。」
「じゃあ、抜いちゃうよ。」
「だめー。抜かないでー。お願い。」
再びピストンを開始したのがわかりました。
「ああああああっ。すごい、すごい。壊れちゃうーー。」
先ほどより激しく出し入れしているのが、ベッドの軋む音からわかりました。
「ねえ、もっと、もっと頂戴。」
「気持ちいの?」
「いいっ。すごくいいっ。」
「何が気持ちいの?」
「これ、私の中に入ってる、これーーーー。」
「これじゃわかんないよ?誰の、何が気持ちいいか教えて。」
「やだー、言えない、そんなこと。」
事前の打ち合わせで、トシさんに私の寝盗られ願望を思う存分刺激してくださいというお願いはしていました。
しかしまさかここまでとは。想像以上です。トシさんが頭を掻いている仕草が目に浮かぶようでした。
「じゃあ、抜いちゃう。」
「だめー、言うから、言うからお願い抜かないでー。トシさんのおちんちんが気持ちいいー。」
ここでパンパンパンと妻のヒップをトシさんの下半身が打ちつける音が聞こました。
ピストンが更に激しくなったようです。
「おちんちんなんて言い方しないで。チンポでしょ。」
「あああああああ、トシさんの、トシさんのチンポ気持ちいいーーー。」
「ご主人のとどっちがいいの?」
「ああああああ、だめ、言わせないでーーー。」
「言って、ほら、ほら、ほら。」
尚も激しさを増すトシさんのピストンに、妻はとうとう陥落しました。
「あああああああ、トシさんのほうがいいっ。主人のチンポよりトシさんのほうが大きくて気持ちいいーーーー。ああーー。だめーーーー。イッちゃうーーーーーー。」
「俺もイクよ。中に出すよーーー。ああああ、もう一回言ってーー。」
「主人のチンポより、トシさんのチンポの方が大きくて気持ちいいーーー、ああああ、イク、イク、イク、イッちゃうううーーーーーー。」
私は目の前が霞む程の興奮と共に、今日二回目の精を吐き出しました。
それはかつてないほどの放出感で、白濁液は運転席のフロントガラスにまで届くほどの勢いでした。
携帯の向う側からは、二人の激しい息遣いが聞こえてきます。
私は下半身を露わにしたまま、シートに背を倒しました。
そして不思議な充足感に包まれたまま、目を閉じ、携帯の通話終了ボタンを押したのです。
長文、乱文失礼しました。
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