残念ながら中年男性が良い思いを出来る仕組みも行事もありませんね。想像できると思いますが、村の性的な諸々の主導権は女衆にありますから。
例えば私の時のように生娘が夜這いをかけられてそれを受け入れた時は母親は翌日の夕食に初潮のとき以来のお赤飯を出すんですよ。父親はそれで娘が処女ではなくなったことを知るんです。あと、松茸祭りに参加させる男の子は毎年適当な人数に揃えるために世話役のおばあちゃんと条件に合う男の子たちの母親と祖母で相談して決めて、家の処女ではない女性全員に見送られて母親か姉が連れてきて預けていきます。この男の子は童貞であることが絶対条件ではないので初回が中学に入ったばかりだったりすると2回目のお呼びがあることもありますが、処女と交わったことのある男は年齢関係なく一人前の男扱いで男衆祭りに強制参加なので2回目のお呼びは滅多に無いそうです。実質童貞を卒業する日なのに男衆は一切関与出来ません。初物の最初の相手を世話役が指名するのも、元々は跡継ぎを必要としている家の女が一番濃い種を受け入れられるようにする配慮だったと聞いています。
中年男性が良い思い(?)を出来る仕組みに近いかなと思うのは、もう廃止されていますが、大正時代くらいまでは村おさは指名した生娘を2人までは本人の意思とは関係なく妾に出来たそうです。ただこれも男手を無くした家の娘を指名することと指名した娘の実家を支援することが暗黙の了解事項だったそうなので、好色親父の特権というより村の共済の仕組みですよね。
※元投稿はこちら >>