妻と娘はそれほど歳が離れていないこともあり、すぐに仲良しになりました。
それには安心したのですが…
娘の目から見れば私は、いくら前妻に非があるとはいえ
自分の母親と別れて、年の離れた若い女と暮らしているオッサンな父親です。
娘は20歳、当たり前ですが男女の事は既に知識として頭にあります。
私の自意識過剰もあったと思いますが、娘にはスケベ親父にも映っていたでしょう。
私は娘の前では、うかつに嫁とデレデレすることが出来ず、ある種の緊張感を持って生活していました。
それだけなら、まだいいのですが。
世の中20歳の娘さんと同居されてる夫婦は多いでしょう。
しかしそういう夫婦は、どんなに若くても40代以上でしょう。
元よりセックスの回数は少なくなっていることと思います。
ウチの嫁は30歳、結婚してまだ2年です。
品のない言い方をすれば、まだまだヤリたい盛りです。
当然夜は頻繁にそういうムードになります。
しかし考えてみてください。
家には20歳の娘がいるのです。
20歳の女が同居している空間でセックスをするのが、こんなに勇気がいると思いませんでした。
他人ならまだしも娘です。
しかもこれがまだ性を知り始めた中学生、高校生なら、別の配慮はいるかもしれませんが
もう大人な娘は何でも察する訳です。
『ああコイツら昨晩やったな』
『今晩やりたそうにしてるな』
むしろ娘が配慮してると感じる時すらあります。
そんなの気にしなけりゃいいじゃん、やりたい時やったらいいじゃん。
そう思われるかもしれません。
しかしこの空気感を味わってしまうと、とても気にせずにはいられないのです。
(続く)
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