全くどうしてこうなったかさ、俺には予想も、てか、考えもしないことになってて、正直どうしていいか分かんないのさ。
いまさ、カナの部屋で瑠璃が笑ってる。
カナも笑ってる。
カナからラインでさ、莉瑠を引き留めておけって、すく帰るから瑠璃と一緒に駅まで迎えに来いってさ。
そんなコトしたら、ヤバイだろって返したらさ、大丈夫だってさ。
どう大丈夫なんだって聞いたらさ、瑠璃とパパの事、もうカナも瑠璃も話してて知ってるから、って。
コレから3人でスーパーに夕食の食材仕入れに行くことになっててさ、カナと瑠璃で有飯を作るんだって。
俺、針のムシロ状態。親とかオトナどころかヒトとしての尊厳もプライドも完全に失った気がするんだわ。
マジ針の筵に寝るってこんな感じなんだろな。
駅から帰る車の中でカナが後ろから身を乗り出してさ瑠璃に言うんだわ。
「ルリ、ぜんぜんクサくないよね、オフロはいったの?」カナ
瑠璃がカナを振り返って言った答えがさ
「ん〜ん?、はいらなくてもさ」
そう言ったあと運転してる俺の顔をチラッと見たのさ。そしたらカナがさ
「ああーそっか、あはははっ、やあだルリッ」カナ
「カナあ〜笑わないッ!、パパこまるでしょ?」瑠璃
ってさ、
どうしてこんなことになっちゃったんだろ
ヤバイとかのレベルじゃねえわ。
今、二人して二階で何を話して笑ってんだろ
きっとさ、アイツラを子供だと思ってナメてた報いなんだわなコレが
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