娘はお友達と約束があるとのことでパパとのデートは叶わなかった。
まあ、6年生にもなればそんなもんだわな。
カナの態度は普通。
心配していた俺がルリのパンツを覗いた話はルリから伝わってはいないらしい。
俺が風呂でやらかしたヘンタイ行為も気づかれてはいないはずだから俺も努めて普段通りのノリでカナと接するようにしている。
何かを怪しまれている気配は今のところ無い。
ルリはカナと頻繁にラインのやり取りをしてるみたいで、ルリの近況を娘は結構詳しく把握してるみたいだから、俺はナカナカ不安だったんだよね。
偶然とは言え、ルリのパンツを見てしまった事実は事実、責められても言い訳は聞いてもらえないだろうから。
カナは尚更ねw
その事なんだけど、アレは偶然なのかな。俺は納得いってないんだ。
それまであんなにガードを固めていたルリが、カナがトイレに立って姿が見えなくなった途端に俺の目の前で大股を開くなんて不自然だよ。
とは言え、ルリがそんな行動をする意味も目的も思いつかないし、
ヤッパ偶然なのか。
娘の行動もよく分からない。
今夜のお風呂も俺と入ったからね。昨日の「こないでね」と釘を刺したからもう俺とは入らないのかと思っていたのにマジ分からん。
ただ、俺の頭をシャンプーしてくれる時は今まで俺の正面からだったのに、後ろに立つようになったな。
カナの体は髪と背中だけ俺が洗ってやるので従来通りで何も変わらない。
あ、変わった事が一つあるな。
今までは髪を洗う時にはシャンプーが目に入らないようにギュッと目を閉じていたのに今夜は眉毛の上を両手を傘のように使って目を閉じなかった。
多分、目を閉じていると俺が体を盗み見ても分からないからだと思うけど、それなら俺と風呂に入らなければいいのに、と、思うんだよなぁ。
ルリもカナもこのお年頃特有なのかね、考えてる事がサッパリだわ。
カナは先に一人でお風呂から出ていくから、やろうと思えばまた洗濯機からカナが汚したパンツを使うことは全然可能なハズだけど、そんな気にはなれない。
まあ、それでも前立腺の裏側にへばりついた袋がいっぱいになったらその気になっちゃうかも知れないからね。
その前に抜くようにするわw
もうアンナ事はやりたくない。昨日の俺はどうかしていたんだよ。
ルリから匂う例の巨峰のような甘い匂いはヤッパ柔軟剤なんだと。
カナがルリに聞いてくれたらしい。
でも、葡萄の臭いではなく、銘柄をカナから聞いたけど覚えてねえw
「こんど買えば」ってカナが言うけど、俺がルリと同じ臭いを着けたってショーがねえわw
ただ娘からルリの情報で嬉しかったのが
「ルリ、またパパと話しがしたいんだってよ、よかったね〜」冷やかし混じりに小首を傾げて俺の胸を人差し指の先でツンツンされたことかな。
「ルリちゃんなら何時でもオーケーだって言っといてな」に、娘が
「ハイハイ、あしたいっとく」だ、そうだw
「ルリのパパはしょっちゅーゴルフみたいだからチャンスはあるとおもうよ」と娘。
「じゃあルリちゃんのパパが居なくなる時を聞いたら誘ってみてよ」そう言ったら娘が笑って言うのさ、
「パパ、ずいぶんルリのことオキニイリなんだね」って。
あ、そう言えば昨日貸したカナのパンツ、洗ってもう返してくれたらしい。
「パパの大好きな匂いしてるよ、嗅ぐ?」
そう言って笑う娘の言葉に心臓が止まるかと思ったわ。
カナの言う俺が大好きな「匂い」ってのは例の柔軟剤の事なのに、ルリのパンツの違う臭いの事かと一瞬思ってドキッとしたよ。
俺はマジあほな大人だわww
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