それでも瑠璃にとって一つだけ幸いなことはさ、この先もきっと金にだけは困らないってことかなw
それでもアイツの偉いところはさ、パパにコーヒーを淹れてあげたり、料理もよく勉強して作ったり、家事も頑張ってるところだな。
こないだ瑠璃のパパと寿司屋に行ったときパパが言ってたけど、ホームヘルパーさんからも褒められてるらしい。
その点、カナはぜんぜんだけど、それは俺がやらせないからでカナのせじゃないわw
さて、昨夜のお風呂はカナが生理中のため別々になったんだ。
俺としてはいっしょに入ってもいいんだけどさ、カナが生理中はイヤだと言うのさ。
イヤだと言うもの、無理やりはよくねえしさ、数日の我慢だから仕方ない。
カナが風呂に入ってる間に瑠璃から俺に電話なんかあってさ、カナが電話に出ないけどって、
「今さ、お風呂タイムだから30分くらい後にかけてみれば?」俺
「きょうはパパと一緒じゃないの?」瑠璃
「あー、カナね、あの日だからさ」俺
「あ、そっか、その時は入らないって聞いてた」瑠璃
「ん、カナが嫌なんだってさ」俺
「ふふっ?パパにはツライ一週間だね」瑠璃
「別に辛くはねえわ」俺
「そんなコトいってさ、どーせカナとエッチなことしてんでしょ?」瑠璃
「おい、カナは俺の娘だぞ」俺
「へえぇ〜、ムスメでなけりゃシテもイーんだぁ」瑠璃
「いや、そうは言わねえけどさ」俺
「だって瑠璃だってカナと同じとしだよ?」瑠璃
「う、まあ、そうだな」俺
「アハハハッ、うそうそ、アセった?」瑠璃
「いや、本当だよな」俺
「あー、パパさあ、瑠璃とセックス、なんでしたの?」瑠璃
「それは、瑠璃のコト、大好きだったからだわ」俺
「カナとはちがう?」瑠璃
「瑠璃のことは女としてだから、違うさ」俺
「カナはムスメで、瑠璃はオンナってこと?」瑠璃
「そうだな」俺
「わかった、だったらイーじゃん瑠璃とヤッたって」瑠璃
「………」俺
「瑠璃ね、パパが瑠璃をみてヤりたそうにしてるとスッゴクうれしーんだよ?」瑠璃
「そうなのか?」俺
「そーだよぉ、だってさ、瑠璃のことマジ好きなんだなーって」瑠璃
「ん、…瑠璃?」俺
「なに?」瑠璃
「瑠璃は俺のカノジョか?」俺
「…うん、パパは瑠璃のカレシでしょ?」瑠璃
「そっか、ありがとな瑠璃」俺
「ふふっ?、チョッとオジサンだけどね」瑠璃
「ヤッパ?、だよな」俺
「だよねー」瑠璃
概ねそんな会話で笑い合った瑠璃との電話だったわ。
※元投稿はこちら >>