カナとルリが二人でパスタを作って早めの夕食。
とは言っても殆どルリが作ったんたけどね。なかなかどうして、美味かったのには驚いたわ。
食べたあとの食器など後片付けはいつもの通り俺だったが、ルリも手伝うと言うのを制してカナと遊ぶようにと断る。
お風呂を洗い、お湯を入れて二階の二人にお風呂に入るようにと声をかけた。バスタオルなど二組を脱衣籠に用意して暫く待つと二人が降りてきてリビングを通る。
カナはもうパジャマを着ていたけどルリはそのままだったのでカナのパジャマを貸してあげればと言ったが、ルリが断ったとのこと。
でも、下着だけはカナのを借りたという。
二人が風呂に入る音がして、少し後、カナか出てくると顔だけを覗かせて俺を呼んだ。
生意気にバスタオルを体に巻いててさw
「どうした?」と聞く俺に
「パパ、来ちゃダメだからね」と、
「ルリちゃんが居るのに行かねえわ」
そう俺が答えると直ぐにまた風呂へと消えたカナだった。
風呂から出た後、楽しそうにドライヤーで髪を乾かしあい、キャッキャとふざける二人の姿を眺めて楽しんだ、、が、カナはパジャマだけど、ルリはスカートのまま。
時折カナのを貸したという見慣れたパンツがチラチラ覗けるわけさ。
不覚にもまた勃起を感じてしまい、ヤバッと思いながらもつい目が泳いでしまう。
一瞬、パンツを覗いた時ルリと目があってしまってさ、このままじゃマジヤバイと思いテレビの方を向いて見たくもネエお笑いタレントのバカ騒ぎを眺めた。
カナがトイレに行くと言ってリビングを出ていくその後ろ姿に目を向けた時、ソファーに座ってるルリが片足のカカトをソファーの上に上げたんだよ。
もちろんパンツは丸見えになったよ。
ウッカリパンツの真ん中の膨らみを見ちゃって、慌ててルリを見たらパッと目を逸らしたのが分かってさ、
明らかに俺がその部分を見てた事に気づいたようだった。
互いに目は逸らしていたけどカナが戻って来るまでヤバイほど気まずい空気が流れてた。
何だか取り返しのつかない感じの重い空気が辛かったわ。ルリも同じだったのか足を下ろしてピッタリと合わせ、スカートの太ももを両手で押さえて俯いていたし。
「パパもお風呂に入っていいか?」
カナに聞くと「いーよー」とのこと。
2階に上がって支度して降りる。
ルリがその事を娘に話していないか不安だったけどその気配はなかった。
リビングを通り、お風呂の代替場に入った所で俺は、親として、いや、人間として絶対にしてはいけないことをやってしまったんだわ。
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