ラスト、少し長く書こうかなと思う。
向かい側に深くソファーに座ってる瑠璃の白いスカートから出ている太ももの内側に、何かのアザのようなものがチラチラ見えるのさ。
それが何なのか気になって仕方が無いので聞いてみたんだわ。
すると、股を広げてスカートを少し捲って見せたんだ。
タトゥー、花のタトゥーだったんだ。
もちろんシールなんだけど、白い内ももに紫の花と緑の葉のタトゥーだった。
ソレもそうなんだけど、それが結構股間に近い場所なので当然パンツも見えてしまって、慌てて目を逸らしたんだけどこの日もやはり水色のショーツでさ、
俺が恥ずかしそうに目を逸らしたのが可笑しかったみたいでクスッと笑うとパンツを片手で押さえるように隠しながら更にスカートをもう少し捲ったんだ。
「ここ、もう1枚貼ってるんです」
そう言うと紫色の花の更にパンツの際に白い花のタトゥーが見えた。
何の花か分かるかと聞くので分からないと答えた。
「スミレってゆーんです」瑠璃が言う。
「あー、それがスミレなんだ」と俺
「はい、色んな色があるんだけど、瑠璃はパープルと白がすきだから」
瑠璃がそう答えた。
できるだけ見ないようにするつもりでも自然に瑠璃の隠している指の隙間からチラチラ見える水色のパンツに目が……
「これはぁ、特別なスミレでね?ニオイスミレってゆーの」瑠璃
「ニオイ?香りってこと?」俺
「そお、でね?、このシールもそのニオイがするんです」瑠璃
「えっ?、タトゥーのシールに花のニオイが着いてるの?」
驚いた俺が聞き返すと瑠璃が立ち上がったのさ。
そしてテーブルを周って俺の長ソファーの方に来ると俺の横に座ったんだわ。
体が触れそうになったので慌てて肘掛けの方に逃げた。
そんな俺を見ても特に照れる風でもなくスカートをまた捲って花のシールを見せた瑠璃。
「指でコスって嗅いでみますか?」
そう言うと俺の手首を掴んだんだ。
引き寄せられしまい、シールに指を触れた。
瑠璃はもう水色のショーツを手で隠さなかった。
その時に俺は気づいたんだ。
瑠璃のショーツのその部分が、薄く緑色ががった汚れがある事。
それは水色と黄色のシミが合わさってできた色に違いないと。
心臓が倍の速さで打ち始め、急激に血圧が上がったせいで軽く頭痛を感じ、呼吸が荒くなってるのを感じたけど、瑠璃にもそれは伝わったに違いなかったんだわ。
もう、俺は理性の欠片も失ってしまっていた。
「は、花のさ、、そのニオイ、嗅いじゃダメかな」情けなくドモリながら震える声で聞いた。
「あ、べつに、イーですけど」
瑠璃が平然と答えたんだ。
トクン、トクンと耳鳴りのように鼓動を感じながら俺は顔を下げて瑠璃の水色のパンツに鼻を近づけてしまっていた。
花のニオイは感じなかった。
その代わり、瑠璃のその薄緑色のシミから瑠璃の汚した不潔な臭いがモワッと俺の鼻腔から脳幹を直接シビレさせた。
喉が張り付き、唾を2回飲み込んだあと、震える声で俺はとんでもない事を囁いてしまったんだわ。
「瑠璃、るり、…オジサンの、、パパの部屋にいこうか?」
瑠璃が俺をまっ直ぐに見つめながら
「はい…」小さく、でもハッキリと答え、頷いたんだ。
俺は立ち上がり、瑠璃の手を握って立たせ体を引き寄せると細い腰を抱きながらリビングを出たのさ。
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