そんな事を書いてくれる方がまだいてくれるならもう少し書こうかな。
俺も時間が経って少し落ち着いたしさ。
ルリの誘惑はマジ計画?、策略?、
それを分かっていながらマンマと罠にかかったアホな話だから、書くのもみっともない話さ。
カナが出かけたのが9時ちょうどだった。
ルリが訪ねてきたのは10時少し前で2度目だったからまたカナが居ない時間に来たんだろうと一応は疑ったんだ。
でも、ソコを追及しなかったのはルリの挑発的なコスに既に迷わされたからだったと思うんだ。
肩甲骨より少し長い髪は前髪を作るために左右を可愛いクリップで纏めてあった。
顔は目元、ほほも、唇も化粧してキラキラだったし、淡いピンクのアウターの中は黒の薄いプリントトレーナー、スカートは太ももがほぼ見えるような白のふわりと裾の開いたミニで、膝小僧が隠れるロングソックスも黒、ゴムの部分には白い線が2本って出で立ちで玄関前に立っていた。
カナは出かけてるコト、友達と3時まで買い物で帰って来ない事を説明したら俺を上目で見て言ったんだわ。
「じゃあ…パパと(俺のコト)お話ししてもいいですか?」と、
招き入れたのは明らかな下心だったと思う。否定しねえ、てか、出来ねえわな。
カナから公園の池で魚の餌やりした楽しい話なんかして、今度ルリも行きたいというのさ。
その時さ、その時は気づかなかったんだけど、いつもルリはさ、自分のことをカナと違って「わたし」って言うのに、その日は「瑠璃」って言ってたんだわ。
「瑠璃はね?……瑠璃もね?……瑠璃に、瑠璃が」と。
そして、それは始まったのさ。
正面のセパレートのソファーに座ってた瑠璃。
最初から気づいていて、気になって仕方が無い事をタイミングを見てようやく聞いたんだ。
「あのさ、気なってな仕方ないんだけどさ、聞いていい?」
「はい、イーですけど、なんですか?」と、
それは………
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