近親相姦体験告白

瑠璃って名前は祖父がつけてくれたんだって。
小さい頃ずいぶん可愛がってくれたらしいけど随分と前に亡くなってる。
そんな話をしながら二人で作ってくれたランチを食べたけど、ルリの影響を受けてかカナも最近では料理をする気になってて楽しみなんだわ。
二階のカナの部屋で笑い声がしてる。
よく笑う二人でさ、「仲良きは美しきかな」、だな。

もうしても気になったので然りげ無くルリにあのあとの様子を遠回しに聞いてみたんだ。
そしたらルリはさすがだわ、俺の知りたい事をすぐに読み取ったよな。
「アレから帰ってパパは直ぐに寝たの？」そう聞いたら、家に帰ってからパパさんはまたお酒を飲んだらしい。
「ルリはどうしたの？」には、俺の顔を二度見して、少し間を置いてからキッチンにいたカナの方を横目でチラッと見たあとにさ
「おさけ飲んだあとはね、パパ、……いつもだから」と、小声で呟くと俺の顔色を伺うように下から上目遣いで見たんだ。
つまり、セックスをしたんだろうな。
「そっか……それ、ルリは辛いの？」
俺もカナを確認してから小声で聞いたんだ。
「んー、もーなれたし…それに」ルリが含みを持たせた。
「それに？ナニ？」俺の問いに
「したあと、パパってね、スゴクやさしくしてくれるから」と、
コレってさ、虐待の典型的なパターンじゃネエの？、そう思ったときカナが洗い物が終わってリビングにきたのでそれっきりになったんだ。
そして二階に二人は上がってしまってさ、今に至る。
昨日の別れ際見せたパパさんの様子から、ルリとヤッてる時にウチのカナを妄想してたりしてる可能性もあるかもな、ナンて邪推したりしてる。
しかしヤッパ、ルリはされたんだなと。
スゴイ父娘関係だわ。
俺なんか太刀打ちできねえわマジで。
てか、そのあと二人で出ていく時にさ、後ろからカナについて行くルリが一瞬、俺を振り返って横目で意味深な目を向けたんだ。
ゾクッとするようなエロっぽい目だった。
（もっとききたかった？）
そんな目に見えたのは勘繰り過ぎかな。

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