ホットなヤバイ情報がでたので。
カナの長い電話が終わった。
会話の内容は全く分からなかったけど、いつもの笑い声が聞こえなかったから深刻な話だったのだろうと思いながら、疲れてたので寝ようと明かりを消した時、ドアがノックされたんだわ。
何だかイヤな予感しながらベッドから降りて座り直しカナを招き入れた。
まだソファーベッドがカナの部屋から戻ってきてないのて二人でベッドに並んで腰掛けてた。
「どうした?」カナの膝をポンと叩いて訊ねると頷いたカナが話し始めたんだわ。
ヤッパ向こうのパパさん、ルリとセックスしたらしい。ルリももう諦めていて黙ってされてたみたい。
オトコってどうしてそうなのかとカナが聞くので、それは結構特殊な男で、普通はしないと答える。
「パパは?」
俺を見ず、下を向いたままカナが呟いた。
「パパはしない男」
そう答えるとまた頷いた。
でも、本番はそれからだったんだわ。
「今日はさ、お風呂で何もしなかったよね」とイイ出したカナ。
「ん?、あー、うん、カナも疲れてたみたいだったからさ」
適当にごまかしたつもり。
「きのうの夜さ、ルリとさ…パパ、なんかしてたよね」
イヤな予感的中!
否定する言葉が出てこない。
「ルリがそう言ったのか?」ようやく思いついた言葉を吐いたわ。
「んーん?、言わないけど、聞こえてた」
カナが自分の指の爪を弄りながら言う答えに愕然。
まあ、こちらに聞こえるんだからさ、カナの方に聞こえても不思議はネエわ。
「ルリ、最後にさ、パパにルリのアソコを今度きたとき触ってもいーよって言ってたでしょ」
丸聞こえだったらしい。
つか、カナは寝たフリしてたんだな。
もう言い逃れはムリだと観念したわ。
「部屋でルリとナニしてたの?」
「な、にって…」言葉を探しているうちにカナがさ
「カナね、ホントはわかってるんだ」
そして続けて言った。
「だから今日はお風呂で何もしなかったんでしょ?」カナが俺を見た。
俺は慌てて目を逸らしたよ。
カナは男の生理を詳しく知っているんだわ。
「あのね?、でも、ルリにはしてないんたよね?」と言う。
「してない、って?」恐恐聞くと
「ルリにおチンチン入れたりしてないんでしょ?」
生理中のルリに俺が向こうのパパさんのようにセックスはしてない事を確認したてたんだわ。
「してないよ、絶対にしてないから」懸命に否定。
慌てた様子の俺が可笑しかったらしくようやくクスッと笑ってくれた。
「でもさ、エッチなことはしたんだよね?」
意地悪くカナが言うので仕方なく頷いた。
カナが立ち上がると
「なら、イーんだ」と言った。
「パパはさ、カナといっしょでルリも大好きなんだからさ、仕方ないよ」
そう言うとドアを開けながら振り向いた。
「全部聞こえてんだからさ、気をつけてねパパ、…おやすみなさい」
ドアが閉まった。
それにしても、そんなに大声で話してはなかったハズ、丸聞こえスギだろ。
盗聴器でも仕掛けたのかと思ったわ。
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