蓮華と追憶4
ゆっくりゆっくり、なぞり続けると、
「幹也(みきや:僕)…、もう…やめて…やめて…ね…やめて…ああ…」
腰をくねらせて母はうわ言のように言った。
なぞるのを止めて母の上半身を起こし、僕の両脚の間に母の体を置き、
背後から左手で乳房を、乳首を、乳頭を弄りながら、右手で股関パンティの
上からさすり、そして片手でパンティを脱がしにかかった。母は膝を曲げ脱
ぎやすくした。脱がしたパンティの股の部分の匂いを嗅ごうと鼻に近づける
と、そこはかすかに湿り気とぬるみを帯びていた。どうしてこんなパンティ
をはいているのか聞きたいと思ったがやめた。それを聞くシチュエーション
を作ってから、と思ったからだ。
全裸になった母の性器に手を這わせる。陰毛が少なくなっているようだ。
母は頭を揺らし、僕の顔に擦りつけるように預けながら、
「幹也…まだすると?…ね…私、犯されると?…近親相姦すると?…」
母が “犯される”、“近親相姦” という強烈な言葉を口にしたことに衝撃を
覚えた。連想力、想像力の豊かな母の頭の中に今、そういう状況が生まれて
いるのか、と思った。“息子の僕が犯す”ではなく、“母親の自分が犯される”
という立場を言ったのだ。
母は“息子に犯される”願望を持っているか、目覚めたか、そして、勝気な
母の中に意外なことにマゾヒズムが潜んでいる、と感じた。
「そうだよ…母さんは犯されるんだよ…息子の僕が母さんを犯すんだよ…」
母の陰裂を浅くゆっくりなぞりながら耳元でささやいた。
「…ああ…私の○○ン○、もう役に立たんよきっと…それでも犯すと?ねえ。」
母はもうその願望の世界に入っている、と思った。
「それでも犯すよ…。」
「ああ…いやよ…幹也…犯さんで、ねえ…犯さんで、近親相姦だよ…」
母は想像の世界の中でのたうっているようだ。
母を寝かせ、母の両脚を持って開き、性器を見る。陰毛は薄くなり白い毛
も混じっている。割れ目が一本の縦筋となっている。両手で割れ目を開く、
割れ目の中はピンクで、昔風呂で跨いで浴槽入るときに垣間見えた赤ではな
かった。そのときは知識がなくて気もつかなかった陰核は意外に大きかった。
指で触れてみる。
「あ、いやっ、いやっ。」と体をよじる。
舌を這わせる。
「あ、いや、汚いよ、やめて。」
「母さんのだから汚くないよ。」陰裂を何度も舐め上げる。
「ああっ、ああっ、いやあ、ああっ、ああっ、ああっ………」
人差し指を少しだけ入れてみる。
「痛くない?」
「痛くない。」
もう少し深く入れてみる。
「痛くない?」
「痛くない。」
もっと深く入れてみる。
「痛くない?」
「痛くない。」
指を根元まで入れてみる。
「痛くない?」
「痛くない。」
人差し指を抜き、中指を唾で濡らして根元まで入れてみる。
「痛くない?」
「痛くない。」
膣の天井を指の腹で摩ってみる。
「あ、あ、そんな、そんなことしたら…幹也、あ、だめ、だめ、あ、あ、…」
体を大きくくねらせる。母は完全に女になっている。74歳になってもこんな
に反応するのか。これから2日間、母がどう変わるか、変えられるか楽しみ
になった。
再び舌を這わせる。陰裂を舐め上げ、陰核を舐め、吸いつき、舌で転がす、
「あああああっ、いやああああっ、いやあああっ、いやあああっ…。」
母の○○ン○はもう濡れない、と思っていたが、少ないが意外に濡れている。
腰が跳ね上がり、グラインドし、これが74歳の僕の母親だと思うと、僕の興
奮も高まった。
母の上半身を起こし背後から左手で乳房と乳首を弄り、右手で陰核と陰裂
に緩やかな刺激を与えながら、耳を舐めた。母は目を瞑り唇を半開きにして
時折り顔をねじ曲げてキスをせがみ、舌を出して僕の舌をせがんだ。
「母さん…今母さんは何をされている?」
「…おっぱいを揉まれて…○○ン○を触られとる…。」
母がうわ言のように答える。
「誰に?」
「…幹也に…。」
「幹也って誰?」
「息子…。」
「誰の息子?」
「私の…息子…。」
「私って?」
「…純代…、純代の息子…。」
「息子に触られて純代は嬉しい?」
「嬉しい…。」
「これからどうしたい?」
「入れて欲しい…。」
「何をどこに入れて欲しい?」
「幹也のちんぽを私の○○ン○に入れて。」
「幹也のちんぽを純代の○○ン○に入れて、って言って。」
「幹也のちんぽを純代の○○ン○に入れて…。」
「そんなことしたら近親相姦になるよ…。」
「…近親相姦…したい…お願い、幹也のちんぽを純代の○○ン○に入れて。」
「じゃあ入れてあげるよ…。」
「うん…そっとね。」
母の太ももを押し広げ、口の中に唾液を溜め、陰裂と膣の中に送り込む。
勃起したものを指で広げた陰裂にあて、ゆっくり腰を進める。亀頭が入り
口を通過する時、母の眉間に一瞬皺が寄ったが、後は意外にスムーズに入
った。根元まで入りきると母はにっこり微笑み、
「入ってる…あんたのが入ってる…キス、して…。」
母をがっしり抱きしめ、舌を絡め合いながら腰を動かしはじめる。母は僕
の首にしがみつき、
「あ…あ…あ…あ……いい…いい、幹也…幹也…もっと…もっと…好き。」
と喘いでいる。
「ああ、ああ、ああ、いい、いく、ああ、ああ…」
母とセックスしている、という尋常じゃない状況に興奮して僕も絶頂感
が込みあげてきた。まだ逝きたくないので一旦抜いた。
「いやよ、抜かんで!入れて、ねえ入れてよお!」
と母が腰を振っている。
「母さん、四つん這いになって。後ろから入れてやるから。」
母の頭を押さえて、
「ベッドに頭をつけてお尻を高く突き出して。」
母は言う通りにし、性器と肛門を僕の前に晒した。
「恥ずかしい…早く入れて。」
と尻をふる。
勃起を陰裂に当てがい、根元まで入ると母の腰をがっしりつかんで動き
を再開する。
「あ、あ、あ、いい、いい、いく、いく、いく、いく、いく…」
と、ピストンのリズムに合わせるかのように喘ぐ。僕も絶頂が近づいて腰
の動きを早める。
「あ、あ、あ、いい、いく、いく、いくいくいくいくいくいくうううっ!」
頭をのけぞらせて母がいった。同時に僕も、「うっ、うっ、うっ……」と
母の尻を引き寄せ、精液をドクンドクンと膣内に送り込んだ。
ベッドにうつ伏せに崩れ落ちた母は、
「はあ、はあ、はあ…すごい…すごかった…こんなに感じたのはじめて…。
いい歳して…まだ…女だった…。」
尻肉の間に溢れ出た精液をティッシュペーパーでふき取り、僕のちんぽ
もふき取り、母の横に仰向けに寝ると母が僕の胸の上に上半身乗ってきて、
「ありがと……キス、して…。」と求めてきた。
穏やかなディープキスの後、母を腕枕で抱いて落ち着いた気分になった。
「ねえ…こんな婆さんとセックスしたこと、後悔しとらん?」
「なんで?…後悔どころか…感動してるよ…。母さんをいかせられて。」
「ありがと…私ね、人生が変わったような気がしてきた。もう少しの間、
女として生きていきたいなって思う。……あ、いや、あんた以外の男に
対してじゃないよ。あんたに対してだけ……。」
「うん、いつまでも女でいて欲しい。…僕だけの女で……。」
「うん、あんた…、飽きないでね…。」
「うん、ずっと愛していたい………、さ、寝よ。」
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