蓮華と追憶2
母は風呂から上がったらどんなパンティをつけるのだろう、と見渡すと、
タオルのカゴの上に、パジャマの上下に挟まれて、いわゆるババシャツと、
さっき手にしたパンティと同じような型で刺繍のある薄い生地の淡いピン
クのパンティがあった。
さっきのキスからの進展を期待していた僕はババシャツとパジャマに
がっかりしたが、仕方がないと思い歯を磨いて布団に入った。眠りにつか
ないで目を瞑っていると母が風呂から上がって、自分の寝室に入り障子を
閉める音がした。
しばらくすると母の寝室の障子を開ける音がして、僕が寝ている小座敷
の障子がそっと開けられた。
「もう寝た?」
「いや、まだ。」
「私んとこで一緒に寝ない? せっかくだから...。」
「うん。」
なにが “せっかく” なのかわからないが、小座敷に敷かれた布団を母の
寝室に持っていこうと抱えようとすると母が小座敷に入ってきて、
「布団はいいよ。私のベッド、ちょっと広いから一緒に寝られるよ、嫌じゃ
なかったら...。」
母はパジャマじゃなかった。木綿の簡素な膝丈のネグリジェだった。
「うん、...じゃ、手つないで行こうか。」
と手を出すと母は手をつないできた。
無言で歩き母の寝室に入ると母は歩を止め、
「寝る前に、も一回キスして。」と僕の胸に寄り添ってきた。
母を抱きしめ、母は僕の首にしがみつき、ディープなキスを続けた。唇を
離すと母は僕の目を見つめ、哀しそうな表情で、
「...あんたとこんなことして、...どうしよう、女になってしまいそうだよ...。
いい歳して...。」
「...うん、俺も今、母さんに女を感じてる。...かわいい女を...。」
「あんたが火をつけたけん...あんたのせいよ...。」
「うん、...俺のせいだね。」
「私、あんたの母親だよ、婆さんだよ、私でいいの?」
「母さんは特別だよ、いくつになっても特別な女だよ、俺にとっては...。」
「ああ...」
再び母がしがみつき、ディープキスをはじめた。母の頭を左手で僕の顔に
押しつけながら右手は母の背中から腰へ、そして尻へと下がって行った。昔
は古い言葉だがトランジスタグラマーだった母の尻も張りはなくなり、特に
柔らかいマシュマロのようだった。ネグリジェの裾をたくし上げ、右手はパ
ンティの脇から直に尻肉をまさぐっていた。手をすすめていき、小指が尻の
割れ目の奥の少し湿り気の部分に触れたとき、
「あ、いや。」と母が少し腰を引いた。
「そこは、...それ以上するともとへ戻れんようになる。...」
「いまさらもとへ戻れないよ、俺。いいだろ?」
母をベッドに横たえ、覆い被さるようにキスを浴びせた。
ちょっと疲れました。
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