さて、妹が不機嫌。
レナの母親の今日のコーデが気に入らないようだ。
「なにあれ、あのババァろこつ過ぎっ!お兄ちゃんを誘惑してるだろ」と二人になったときに俺に不満をぶつける。
「いいとしブッコイてよぉ」と妹が言うのも無理はないかなと言うような極限の花柄ミニスカートに生足だ。食事が終わり俺のアパートにみんなで来て休憩したときに母親が俺のまえで床に横座りをした時についに妹が爆発してしまった。
「あのさ、パンツ見えてっから、やめてくれるそうゆーのっ!」
慌てた素振りで俺に謝りながら座り直しスカートをなおす。
妹もそんなに怒らなくてもと思ったが女は女に厳しいところがあるから仕方がないのかも知れない。
レナとその問題の母親を送ってきた。
車を降りるときにまた俺に謝るので妹の無礼な振る舞いも謝っておいた。すると、……
「今度私の行きつけの店にレナと三人で行かない?」
後部座席からそう言いながら俺の肩に手を乗せる。
母親がそこの店は支払うと言う。
「あ、ま、そうですね、そのうち」みたいなカミながらオドオドして答えた俺に美しい笑顔を見せると車を降りた。
美しいと言えば俺はほとんどテレビは見ないんだが一応部屋には持ってきてるので皆でテレビを見ていたら妹が突然テレビを指差して「ね、この子、レナに似てネ?」と言う。見ていたのは録画の番組だったので少しだけリバースしてみると「KUMON」のコマーシャルだった。そこに出てくる黄色のワンピースの少女がレナにそっくりだと言うのだがなるほど良く似ている。もう少しだけレナのほうがお姉ちゃんかな……程度だが。一度だけ見せたレナの笑顔をその子の笑顔を見て思い出した。
妹はレナには優しい。と、言ってもレナは関心が無さげないつもの無表情でタブレットの動画をブツブツ意味不明な独り言を呟きながら見ているだけだ。
さて、あまり遅くなると妹がまた怪しむのでソロ出発する。
そんな予定じゃなかったんだが母親にイライラした妹は今夜は俺の部屋に泊まるといってるのだ。
とは言っても堕胎から2週間はヤれないと言うからセックスは無しだが……話だけでも聞いてやらなければ。
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