なんだかんだ言っても親父の縛りはきつくかかったまま妹を離さない。レナも同じだ。そして最も長くはレナの母親さえも……
あの母親などは約20年も親父に受けた洗脳を振り払えずに生きてきた。親父の卑劣なところは薬物の力を併用して自我を失わせての精神コントロールを行うことだ。おそらく自我のある一定の線を越えた時、これをされた者は自分の精神を自分で律する力を失う。つまり親父の言葉に一切逆らえない。良いとか悪いとかの判断さえそこには失くなるのだ。例えば俺達は他人のお金を盗むことは悪いことと誰もが信じているがこの状態にされた者は親父が盗んでこいと言えば躊躇も疑いもなく他人の財布から金を抜いてしまう。そんな状態なのだ。あのとある宗教団体の信者たちの様にだ。
いまの妹に親父を捨てて俺と生きようと説得しても無理なのだと思う。
レナに親父がかけた心の鍵の頑強さは俺の想像を遥かに越えていたことからもそれがわかる。
あの夜、レナに性器の洗いかたを教えた夜、レナにスイッチを試してみた。
全く脈絡のない状態からレナの肩を撫でツインテールをほどいた長い髪を掻き分けて小さな耳に囁いてみた。
「レナちゃん、力を抜いて…息をふうーってはいてごらん」と。
レナがピクッと肩を竦めると初めて俺の目を見つめ返したのだ。これはまだ性幼さから器を使えなかった妹とアナルセックスをするために親父が妹の肛門を弛めるためにかけた呪いの言葉だ。おそらくレナにも同じ呪文をかけているはずだと思い試して見たかった言葉だった。
「レナちゃん、お兄ちゃんにもさせてくれる?」耳たぶを舐めながら囁くとその日初めての声を聞いた。
「んん」頷いたのだ。
「じゃあ、自分でしたくしてごらん」
レナが無言で膝をついてパジャマのズボンとドットの散りばめられた木綿のパンツを下ろすと床に肘をついてお尻を高くあげてみせた。
最初はこんなに素直になってくれるとは思っていなかったし期待もしていなかったのだがレナの白く小さな丸いお尻とその間の割れ目、クリトリスの袋や肛門を見たとき激しい興奮で勃起をしてしまっていた。
屈んで指で広げた割れ目を後ろから舐めクリトリスを舌先でくすぐっていた。目の前で肛門が閉じたり開いたりするのを眺めているうちにたまらずにその臭いを嗅いで、そして舐め上げた。
切ないレナの呼吸が聞こえ始めるとレナの割れ目が滑りを流し始めた。とてもこの年齢の女の子の流す量とは思えないほどでまだ無毛のクリトリスを伝い深い縦スジをゆっくりと輝きながら流れ落ちる。綺麗に洗ったせいかあの夜のような汚臭は感じなかった。
中指にその滑りを塗りつけると指先を肛門に押し付けた。
「ほら、息をはいて……」
途端に括約筋が緩み開くそれを逃さず侵入する。
深く指の根本まで入れるとまるで太いゴムを巻いたように括約筋を締めてくる。意外なほど直腸のなかは広い。
手首をゆっくりと左右に回転させながら抜く……そしてまた深く差し込む。
指を抜いてズボンを下ろし用意していたコンディショナーをぺニスに垂らすと塗りつけレナの肛門にも垂らす。 ぺニスを握り狙いをつけると先端を押し付けるが括約筋を締め付けられて入らない。
尻の肉を撫でながらまた囁いた。「レナ、息をはいて、ほら」
ヌルヌルと俺のペニスがレナの肛門を押し広げて入っていくのを眺めていた。
そして確信したのだ。レナにかけられた親父の呪文を解くのは容易なことでは解けないのだろうと。
レナの中から抜き差しするたびに滑り出てくる汚物がまとわりつく。コンディショナーやの白と黄緑の直腸の汚物が混練しぺニスが色づき臭い立つ。それすらも興奮材料だった。レナにも臭いは届いているはずだったがレナはただ言われたとおりに長く深い息を吐くだけだ。
レナの尻を両手で撫でさすりながら……
「レナちゃん、、お兄ちゃんもう出ちゃうけどいいかな」苦しげにそう言って聞かせると無言で頭を下げてくれる。
「あ、あ、、レナ……、、ああいいっ!」
もう一度二人でシャワーを浴びてレナを洗う。
するとレナが前屈みになって自分から無言で俺の物を摘まむと舐め始めたのだ。
見事な舌を使う。
また勃起させられるとレナがコンディショナーを垂らしたのだ。そして床に膝をついて両手を後ろに回し尻の肉を広げて見せる。
もう一度アナルに入れろと言っているのだ。
赤く色づいた膣口の誘惑をなんとか振り払い2回目のレナの小さな肛門を押し広げ侵入する。
なんと、俺はあの小さな肛門に2回も射精をした。
それにとどまらずそのあとベッドでレナの喜びに悶えイク様子を眺めたあとレナの口の中に3度めの射精を果たしたがもう精液はほとんど残ってはいなかった。
ただヒクヒクと痙攣をするだけの俺の物を懸命に咥えて舌をグネグネと動かして刺激をするレナの頭を撫でながら俺は情けなく喜びに呻き声をあげていただけだった。「ああレナっ!、、おまえ、、、スゲエぞ」と。
親父の調教は恐ろしいくらいレナをセックスドールに変えていた。
俺なんかに太刀打ちできる相手ではないかも知れないかも……そう感じていたレナとの夜だったのだ。
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