あまりにも俺が
心を痛めているのを可哀想だと思ったのか妹から電話がかかってきた。
それがまたとんでもない……
明日会うクリニックの医者とは面識があるというのだ。
Cになったばかりの頃だと言う。にわかには信じがたい話を聞いた。
その医者にも娘がいる。
そう、親父とそいつは互いの娘を一晩交換したのだ。
一回限りだったようだが……基地がい振りは妹とそいつの娘とをならぺて後ろから犯したというのだ。
「だからお兄ちゃん、そんなに心配しなくていいからさ」と言う妹。
もう俺にはかけてあげる言葉が1つも見つからなかった。
ただ、1つだけ確認した。
「お前のお腹の子はさ、俺の子か?」と。
すると「だよ、……だからさ、もうそんなのいいんじゃネ?、私、大丈夫だからさ」明るく笑とばしてみせた。そして……
そしてそのあとこう言ったのだった。
「今回のヤバいのを引き受ける交換条件にまた私とイッパツやらせろってイッテルんだって」
よっぽどあの時わたしが善かったのかなと笑ってみせたのだ。
「ヤらせろって、いつだよ!」
「処置の前にだって、診療台でやるのかな」
そいつも親父も狂ってやがるが妹も相当ヤバい。
だが、今はそいつに何とかしてもらうしかないのが現実だ。
俺は車の中で妹の出てくるのを待つことになってるがその間、俺は普通の精神状態を維持していられるのだろうか。
近いうちに俺はマジで発狂するかも知れない。
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