結局昨夜は妹からの連絡はなかった。しかし今日の約束の時間とかいくつかは決める必要があるので後で連絡をするつもりだ。
昨日のラインの最後に「今日もダメ、パパがね」と書いてきてるのが気になっている。パパがどうしたのかが書いていない。親父からベッドに来るように言われていると言うことか、まあたぶんそういうことなんだろうとは思うが。
レナの母親とは表面的な世間話しかしたことがない。
親父の言うような母娘を同時にヤるつもりはないがレナを連れ出す前にあの女が何を考えているのか知るにはいい機会かも知れない。
昔、親父とどういう経緯で知り合いどれくらいの期間を親父とやってたのかも知っておきたい。
レナの母親らしく31歳の割には若くて美人だ。子供の頃は今のルナにそっくりで親父が診察に来たルナを見てその子供が誰の子かわかったくらいだという。さすがに母親は化粧も厚くわからなかったが母親の方は親父を一目で幼い頃自分にイヤらしい事をさんざんした男だと気付いたと言う。男はなかなか外見は変わらないものだ。2回目の診察の時に母親の方から「先生、私のこと、覚えています?」と聞いたらしい。
「ああ、もちろん覚えてるよ、綺麗になったもんだな」と答えた。
親父のクリニックは完全予約制なので定期的にレナの診察が始まる。しかし診察室には看護師も数人いるし大学病院から来ている曜日変わりの医者もいてなかなか立ち入った話は出来ないため休診日や休日に会うことが多かったようだ。
レナの診療費用は一切親父が面倒を見ていて母親の多額の借金の返済も肩代わりをしている。レナの父親は……誰だかわからない私生児のようだ。そんな女になったのも元はといえば親父が全て悪いのだろう。
あんなに美形なのだからいくらでも良い男に捕まえてもらえただろうに不幸な事だ。子供の時にあまり可愛いというのも考えものだ。周りの大人の男どもが放って置かない。
イヤイヤ、母親の事をあまり気にすると親父の術にまたやられてしまう。深入りは禁物だ。
兎に角今夜の妹のからのプレゼントの事に集中しようと思う。またあそこの毛は伸びたんだろうか、あの手触りの可愛らしいチチはまた少し膨らんだだろうか……
また髪の毛に鼻を突っ込んで大好きな香りをいっぱいに嗅いで癒されたい。昨日は親父のお人形さんでも今夜は俺だけの恋人として抱いてやろう。
※元投稿はこちら >>