盛んに妹からラインがくる。
「パパのプッシュがキツいのできいてあげて」と泣きが入っている。
家に泊まるのはまだ何かとアパートのこともやりたいので遠慮すると妹に伝えてもらったところ親父が家の書斎に置いてある組み立て式の簡易ベッドを持っていけと言ってるようだ。
親父の車は高いだけでクソの役にもたたない外車だが俺の車はその程度の荷物なら楽に運べる国産車だ。
「パパしつこいからさ、レナを泊めてあげてよ」と言う。
俺と親父の間に挟まってる妹が可哀想なので了解するしかなかった。
因みに俺が万が一実家に泊まることになった時のために親父が新しい組み立てのソファーベッドを買ってくれると言ってるらしい。
いよいよ変だ。そこまでしてレナを俺のアパートに行かせる理由が想像できない。
あの彼女とラブホに行くからとかもっともらしい言い訳をしてるがこないだ俺にレナと母親と3Pまがいの淫行をしていると自慢げに言ったばかりだ。今さらレナを置いていく意味などないだろう。
「今夜のメシはスシがいーな」とか呑気なラインを妹が送ってくる。
「レナの食べたいものに合わせてやりたい」と返すと
スタンプで「OK」を返してきた。
そんなことはどうでもいい。心を強く持っていなければ親父の術に嵌められる。
がまんできずに妹を犯してしまったあの夜のようにだ。
幸いなのはレナが性行為を受けるにはまだ無理がある体だと言うことだ。
しかしレナが眠ったあと妹とヤるには俺のアパートは狭すぎる。ヤってる最中に目でも覚まされたらたまったもんじゃない。それでなくてもレナは不眠症の症状があるらしい。
レナにとって妹は新しく来てくれた正しくて優しいお姉ちゃんでなければならないのだから。
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