身勝手でクソみたいな言い訳をしてしまった。恥ずかしくて妹にもレナにも聞かせられない。
レナを救うために抱くとか、頭の悪さ全開だ。
正直にいう。
俺はレナとやってみたい。妹と、その仲間の若い体、新ママの大人の体を経験した。
だけど……レナはヴァージンだ。
「入れてみたい」
それが正直な気持ちだ。所謂オレも親父の倅だということか。
「明日の夜にしようと思うがどうだろう」妹に送った。
「私はだいじょうぶ、レナの様子を見てみるね」との事。
「新ママにお前がレナに付き添う事を気づかれないようにな」
その俺の送った返事が大変だった。
「もう話したよ」
「あ?」声が裏返ってしまった。
「お兄ちゃん、言っとくけどきいてくれる」
「はい、何だ?」
「あの女(新ママ)とお兄ちゃんはもう逆転してっから」
「ギャクテン、って?」
「お兄ちゃんはもっとエラソーにしてもいいってこと」
「どういうこと?、わかんねぇよ」
「そっか、じゃあ教えてあげる。あの女はお兄ちゃんがヤるって言ったら黙って足を開くしかないの、あの女はもうお兄ちゃんの言いなり、好きにしていい女なの」
「…………」
妹の言うことは分かるような分からんような。
兎に角言えることは俺がレナの初体験に妹を付き添わせると言えば新ママはダメとは言えないのだと言っている。
明日の夜だ。俺の部屋でレナを抱く。
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