妹が新ママにとんでもない事を言ってきたと新ママから電話で聞かされた。
最初はラインで「いま電話ではなせない?」と来たのでこちらからライン電話してみた。
ありきたりの挨拶を交わしたあと「実はね……」と話し出した。
それは俺の家族間でしかあり得ない話だった。
「レナをね?お兄ちゃんにあげてほしいって言うのよね」
「は?、どゆこと?」マジで聞き返してしまった。
「レナがね?始まったのよね」
「始まった、、って?」
「今日やっと女の子になったの」
「あー、ああ、そうか、おめでとうございます」
「ありがとう」
「それでレナの……え?それって……もしかして」
「そう、レナの初めての男性にお兄ちゃんがいいって言われたの」
「あちゃ~、マジでそんな事を、……ごめんなさい」
「あ、勘違いしないでね」
「勘違い?」
「だから、私もそうなればいいなーって思ってるの」
「いや、それは……レナが」
「レナも絶対にお兄ちゃんがいいって思ってる」
「それはレナちゃんに聞かないと」
「それはもう聞いてる」
「ヘエ?、レナちゃんに聞いたの?」
「うん、初めてのセックスはお兄ちゃんにしてもらう?、って」
「はぁ……で、レナはなんて?」
「ウンって頷いたの」
「マジすか……」
「私ね思うの、妹ちゃんも同じ事を考えてたみたいなんだけど」
「はい…」
「きっとこの先レナは自分の意思ではなくセックスを経験してしまうのかなって」
「んー……」
「それってすごく可哀想だなって…………私がそうだったから」
「親父のこと?」
「そうね……母親も、そして娘までそうなってしまうかも知れない」
「本当に俺なんかでいいんですか?」
「オレなんか、じゃなくてレナはお兄ちゃんがいいんだって」
「うわぁ~、それは光栄だなぁ」
「ダメかしら」
「いやいや、レナちゃんみたいな美少女とやれる……あっ、ごめんなさい」
「ふふっ?いいのよ、レナとやってあげてもらえるのね?」
「なんか、…なんか変な気分だよね」
「そうね、お母さんからそんな事を頼むなんて変よね~」
「それで、俺はどうすればいいんですか?」
「お兄ちゃんの部屋がいいと思うからレナの生理が終わったら迎えに来てあげてくれる?」
「わかった……はい」
「パパにはレナに生理がきたことは伏せておいてね」
「はあ……」
「パパ、生理の女の子とするのが大好きだから」
「うわっ、マジすか」
「だから、内緒にしていて欲しいのよね」
「わかりました、俺でよければよろしくお願いします」
「ありがとう、優しくしてあげて……あ、ヤッテあげて下さいね、ウフフッ?」
「すみません、ついクセで」
「いえいえ、……じゃあ時期が来たらまた電話します」
一般世間ではあり得ない話でも我が家では普通に起こり得るる話だ。
でも責任は重大だ。
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