報告すべき事が何もないと言うのは本来ならばとても良いことにカウントされるべきだと思う。
だけとここではあまり歓迎されないのだろう。昨夜は久々に穏やかな夜となった。
新ママからのアクセスは続いてはいるが俺のほうが極力アチラの話は避けるようにしているのであまり困った話を振ってはこない。
レナの話が殆どで、あとは妹と親父の話は来るがそれは情報源としてありがたく応じている。
やはり親父は何故か今頃になって自分の娘との関係を深めているようだ。状況が変わっているのは以前のように新ママを同じベッドに招いたりはしないようで妹を連れて数時間出掛ける事が頻繁にあるという。女は鼻が効く。帰って来た二人の体から怪しい臭いがすると言うのでどこでナニをしているのかは聞くまでもない。親父にとって実の娘とやるのは特別な喜びがあるのかも知れない。レナにさえ最近は手を出してこないと新ママが言う。話の内容からして彼女がストレスを溜めているのは確かなようだ。そういう意味では妹は新ママにとっては好ましくない存在になりつつあると話を読んでいて感じる。
子供の頃から親父に弄ばれて性の喜びを教えられて再会したあとは娘を介して肉体関係を再燃し今では正式な妻となった。それなのにその亭主は自分の娘の体ばかりを求めている。その娘は兄の恋人気取りで双方を操ってよろしくやっている……と、そんなところだろうか。女性と言うものは男の不倫よりも相手の女を憎む生き物だとよく耳にするので妹には妬みと共に少なからず憎しみに近い感情があるのかも知れない。
親父は一体この妻と娘をどうしたいのだろうか。
勝手な憶測だが新ママはレナを鵜として操り俺という男を捕らえる気なのではないのか、俺の心を妹から引き剥がすことで妹への報復をするとか……
うぬぼれ?……そうかも知れない。とにかく今は様子見だ。
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