アンジェルマン症候群という子供の先天性障害がある。誰のせいでもないこの障害は遺伝由来でもなく突然新生児に起こる。意外にその数は多く約15000人に1人と言われる。著しい運動障害、言語障害、斜視などの兆候が現れあらゆる生活シーンでの介護を必要とする指定難病だ。大抵の場合親は2歳近くまで気づくことがないが深刻な「てんかん」を発症する。外見的な特徴としては一日中ニコニコと笑顔を作っていること。このために「エンジェル症候群」と呼ばれてもいる。今のところ有効な治療方法は見つかっていないようだ。
親父のクリニックにも数名の患者がいるという。基本的に対処両方しかなく抗てんかん薬の処方薬、異常な不眠症への睡眠導入薬等を処方するしかないようだが……
新しい妹はこれには当たらないがやはり不眠症はあるようだ。俺の妹から聞いたところでは時折睡眠薬は必要なときがあると言う。なかなか心配だ。学校のこともあるし。
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