こんなにいいことを俺は今までなぜ我慢してきたのだろうか。俺の10代のセックスの喜びををこれから取り戻せるだろうか。
妹に「来週からお前とできなくなるんだったら俺も女を作らねえとな」と言ってみた。
以前は自分の仲間との援交を勧めたりしていたくせに猛烈に不機嫌になると毒づく。
「もしさ、部屋に他の女の匂いしたらもう絶対に行かネーから」
「お、まえさぁ……」あまりの我が儘ぶりに反論しようとすると被せてくる。
「言っとくけどさ、わたし以上にヤって楽しい女なんてゼッテーいネーから」物凄い自信だなと思っていたらみるみる顔を赤くして涙目になったので慌てて謝った。
「冗談だろうよ、俺はお前さえいてくれたらいいよ」頭を撫でようとする俺の手を払い除けるといきなり平手打ちを食った。
「ジョーダンでもやだぁっ!もしウワキしたら◯んでやるからっ!」と、穏やかじゃないことを言った。
嫌がる細く小さな妹の体を強引に抱き締めると背中を叩いて宥めた。
「もう言わねえから、だからずっと俺の彼女でいてくれよ」そう囁くと俺の胸の中で頷いたあと「こんど言ったら許さねーかんな」と言う。
いつからこんな女になったんだろうか。ちょっとだけ驚いた。
今日は半休して明日の荷物の残りを荷造りする俺を手伝ってくれている。殆どの細かな生活用品は新しく買う予定なので荷物と言ってもそう多くはない。
すっかり機嫌もなおしてくれた妹に時折キスをしながら楽しく作業をしているとその度に「ばかアニキ!」「ヘンタイ!」と罵られるが大して嫌そうでもなく笑って許してくれるいい子だ。
マジで連れていきたい気持ちは全く変わらない。
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