妹の告白から親父に薬を盛られていた事を知るとなるほどと思い当たることがたくさんある。
大学の頃はアパート暮らしだったがたまに家に帰ると妹の様子が妙におかしい気が確かにしていた。異常な「躁」状態、つまり鬱の逆だが瞳をキラキラとさせてよく笑う。声が大きくて体を無意味に揺すっていたり。かと思えば突然無口になってボンヤリとして暑くもないのに顔に脂汗を滲ませたりと変な所はいくつもあったがまさか親父が薬を飲ませていたとは夢にも思わなかった。
ある日、突然家に用事を足しに帰ったときだった。自分の部屋へ行こうと階段を上っていると踊り場辺りで足を止めた。親父の部屋から妹の大きな笑い声が聞こえたんだ。それまでも親父と妹の行動に怪しんでいた俺は足音を忍ばせて階段を上った。親父の部屋の前まで廊下を歩くと次第にハッキリと声が聞き取れるようになった。妹は明らかに躁状態特有の大きな声で笑いながら……
話す内容に俺は耳を疑った。
「パパー、またやるのお~?」
「だって、ほらぁ~、お前に入りたいってこんなになってるだろ~?」
「いけないオチンポさんねえ~、朝もいれてあげたでしょお~?」
まるで楽しいおままごとでもするかのように卑猥な会話が聞こえていた。二人が何をドアの向こうでやってるかは明らかだった。
めまいがする思いでふらふらと階段を下りるとリビングのソファーで見たくもないテレビをつけて座っていた。暫くすると階段を下りてくる二人の足音が聞こえた。親父は俺の顔を見ると「帰ってくるなら電話くらいしろって言ってあるだろ」不機嫌そうに言う。
妹はそんな親父の後ろからついてきて瞳をキラキラさせて声高に「おにーちゃん、おかえりい~」
まるで酔っぱらいのようにあかるくそう言った。瞳がキラキラ輝いて見えるのは薬のせいで瞳孔が広がり黒目がちになるためだったんだ。
今は分かる。この所見から親父が使った薬が何かを。そしてこないだ家に来たあの娘へ与えている薬もだ。おそらく鬱の治療薬として処方しているんだろうがこの薬剤は使い方によっては逆効果となる危ない薬だ。
妹は飲むとボンヤリとしたと言うがそれは本人の意識が飛んでるためで実際には躁病状態に陥る。しかし時間の経過と共に鬱の状態と変化する特徴が現れる。妹の記憶は薬の効果が抜けはじめたこの状態の記憶だろう。どちらも自律神経にダメージを与える副作用があるため暑くもないのに全身から発汗する事がある。
俺が卒業と同時に家に戻ると親父は妹への投薬をすぐにやめている。俺が気づくと思ったからだろうが妹には薬を飲ませていたことの口止めを厳しくしたようだ。
飲まなくなって暫くすると妹の様子から躁病状態は無くなったが二人はこの頃から性的な関係を隠すことも無くなりむしろ俺をからかうようにわざとワイセツな行動を見せつけるようになっていた。まだ童貞だった俺にとって目の前で行われる二人の卑猥な行為はマジで疑獄だったんだ。
そしてイッパイイッパイの俺に抱きついた妹に誘惑をされた俺は耐えられずに14の実の妹を犯してしまう。
その時の妹は今とちがい完全な親父のお人形さんでしかなかったんだ。親父のいいなりに俺を誘惑し妹とセックスをさせ近親姦の共犯に仕立てあげた。俺の口を封じるためにだ。
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